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予備試験対策は法科大学院入試対策にも直結。試験傾向に合わせた対策もとって合格!

R.Aさん
慶應義塾大学法学部4年
【合格校】慶應義塾大学法科大学院(既修)

学部成績:2.66 /S:A:B:C=26:19:81:6
受講講座:司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング コンプリート論文答練

私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
呉・完全マスター(入門講座)質問制度絶対に諦めないこと

はじめに

法律家を目指したきっかけは、何よりも法学部に入学して法律がとても身近になったことでした。大学受験をする段階で、法学部に対する漠然とした憧れがあったのですが、この時には弁護士を目指すことになるとは夢にも思っていませんでした。しかし、入学してから、法律の授業を受け、周囲に法曹を志す友達が多かったことに加え、コロナ禍であまりやることもなかったことが影響して、弁護士を志望するようになりました。
慶應義塾大学法科大学院を志望校に選んだのは、慶應義塾大学の学部生であり、どのような環境で勉強できるのかがある程度イメージできていたからです。伊藤塾を選んだのは、大半の受験生が伊藤塾に通っており、この塾を選択すれば間違いはないと思ったからです。
伊藤塾に入学したのは、コロナ禍に入る少し前の2019年末、大学一年生のおわりになります。伊藤塾などの受験指導校で勉強する利点は、何よりも合格への最短の道が用意されていることです。法律は、科目数も多くそれぞれの科目も量が膨大で、特に法律初心者であれば何から手をつければいいのかわからないことがほとんどです。伊藤塾は、その膨大な範囲の中から、何が試験に必要かを絞って教えてくれるため、独学と比べて合格する可能性が上がると思います。

私の勉強法

◇基礎学習について

学習のポイントは、とにかく復習することです。科目数が多く、それぞれの科目において覚えなくてはいけないことが多いので、学習が進むにつれて記憶から抜けていくことが多くなります。そのため、なるべく早い段階で復習することによって、知識を抜けにくくしました。また、人間である以上、サボる日も出てくると思いますが、毎日少しでも論証を復習したり、教材を読み直したりすることによって、知識の流出を防ぐ努力をしました。
私が受講した呉講師の講座は、基礎マスターと論文マスター連続で行うという講義形態をとっていたので、基礎マスターで学習した知識をすぐに実践でどのように使うのかを学ぶことができました。司法試験や予備試験の最大の難関は論文なので、このような講義の形態は、合格をするうえで非常に有効であると感じました。
法学部に在籍していたので、伊藤塾での勉強を進めるにつれて、学校の授業もスムーズに理解できるようになり、期末試験前であっても法律を勉強していない人と比べて、短時間での勉強で試験に臨むことができました。また、論文の勉強を本格化してからは、文章を書くことに慣れたため、レポートの作成時間も短縮され、相乗効果が生まれました。
勉強をするうえで工夫をしたことは、とにかく教材の量が膨大なので、頻繁に使うものに関してはpdf化をしてipadに保存し、すぐに復習できるようにしました。これによって、重い教材を何冊も持ち歩く必要がなくなったことに加え、教材がどこに行ったかわからないという状態がなくなりました。

◇法科大学院対策について

慶應義塾大学法科大学院を受験するにあたって意識したのは、とにかく基礎知識の復習を徹底すること及び論文に書き慣れることです。法科大学院で問われるのは、司法試験や予備試験で問われることもあるマイナーな論点ではなく、基礎的な判例や論点を理解できているかということです。したがって、基礎知識にとにかく抜け目がないように教材の復習を行いました。また、大学院の試験は、予備試験や司法試験の論文試験以上に時間の制約がタイトなので、大学院の過去問や予備試験用のコンプリート論文答練を使い、時間を意識しながら論文を書く練習をしました。予備試験を目指している方であれば、予備試験のために勉強した内容は法科大学院の試験に直結するので、同じように勉強すれば問題はないと思います。法科大学院試験は、基礎的な内容が問われていることがほとんどであり、特に慶應義塾大学法科大学院ではその傾向が強いので、論証となっている部分だけでなく、基礎的な定義を暗記し適切に説明できるようにトレーニングをすることが大切だと思います。

予備試験との平行受験において法科大学院入試で工夫したこと

併行受験で工夫したことは、前もってスケジュールを立てることです。特に、複数の法科大学院を受ける方がほとんどだと思うので、それぞれの学校に提出しなければいけない資料はあらかじめ手に入れる必要があり、期限を過ぎてしまうと受験をすることができなくなってしまうので、スケジュール管理は大切な要素だと思います。

予備試験を受験される理由

予備試験のレベルは非常に高いので、この試験を目指すことで司法試験でも高得点を狙うことができると考えています。

おわりに

これから受験する皆さんも、大学で、周りは就活で内定をもらったりする中、試験を受けに行かなければいけないので大変かと思いますが、ぜひそれを乗り越えて素敵な法曹になってほしいと思います。



※プロフィールは2022年度合格時点のものです。