メリハリをつける、学習のサイクルを守る…目的を明確に定め学習しました
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Q.Dさん |
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学部成績:3.35 /優上:優:良:可=2:34:36:8
受講講座:司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング など
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はじめに
大学入学時には法律を勉強しようとは全く考えていませんでしたが、大学の授業を通して法律に興味を持ち、法学部へ進学しました。それから法律を使った仕事がしたいと考えるようになり、大学3年生の5月頃に司法試験の受験を決意しました。友人から評判を聞いていたこと、動画配信サービスに公開されている講義がわかりやすいことから伊藤塾を選びました。
私の勉強法
◇基礎学習について
早い段階で全体を把握したいと思っていたので、基礎マスターを早めに聴き終えられるように計画しました。基礎マスターの勉強で一番大切にしていたことはメリハリをつけて学習することです。講師が重要度に応じてランクを示してくれるので、どこを重点的に学習すればいいのかわかりやすかったです。論文マスターでは、予習→講義→復習のサイクルをきちんと繰り返すように心がけていました。基礎マスターで勉強したことが論文問題ではどのように問われるのかを分析することを大切にしていました。法科大学院入試は論文形式の問題なので、論文を解けるようになることが最終目的であると意識して勉強できたことが良かったと思います。また、伊藤塾の勉強は大学の定期試験にも役立ちました。伊藤塾の講義で科目全体を把握し、そのあと復習をして理解を深めるようにしました。
◇法科大学院対策について
<慶應義塾大学法科大学院>予備試験を受験していたので、予備試験の論文受験後に動き始めました。予備試験直前に基礎マスター・論文マスターの受講が何とか終わったというペースだったので、法科大学院受験前にもう一度すべての科目の復習をしたいと思い、論文マスターの復習をすることにしました。一度勉強しているものに取り組んだことで、効率よく全科目について復習できたと思います。試験日直前には過去問の演習もしました。試験時間が短いので、素早く端的に書けるように練習しました。多くの受験生がしっかり勉強してくるであろう、基礎論点や重要論点を落とさずにしっかり書けるように何度も復習しました。
<東京大学法科大学院>法科大学院進学プログラムに登録していたので、第二段階(論文試験)免除で合格しました。東京大学の法科大学院進学プログラムの必修科目は、法曹を目指している人ならば取ったほうがいい科目で構成されているので、少しでも法曹に興味を持っている人は登録しておくといいと思います。GPAはそこまで高い方ではなかったと思うのですが、特別選抜で合格することができたので、プログラムに登録している人は特別選抜も出願しておくことをおすすめします。
予備試験との平行受験において法科大学院入試で工夫したこと
もともと予備試験にぎりぎり間に合うかというスケジュールだったので、法科大学院入試を本命にしていました。それでも自分の実力を測りたいと思っていたので、短答式試験の合格を目標に予備試験を受験することにしました。実際には短答式は合格することができたので、論文式試験も合格したいと欲が出てしまい、論文式試験までは予備試験の勉強に集中しました。論文式試験の手ごたえはあまりなかったので、論文式試験後には法科大学院入試の勉強に切り替えました。予備試験という目標があることで、それまでに全科目一巡はしようと頑張ることができたので良かったと思います。
法曹コースカリキュラムについて
東京大学の法科大学院進学プログラムは規定の履修要件を満たせば、法科大学院特別選抜を受験できるというものです。早期卒業を目指す人でなくても登録できます。司法試験の勉強に直接関係する科目ばかりなので、登録しておくといいと思います。
おわりに
伊藤塾はテキストも講義もわかりやすいので利用してよかったです。法科大学院には合格できましたが、司法試験が控えているので気を引き締めて頑張りたいと思います。