入塾後、他学部の自分でも大学の成績がUPしました
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E.Hさん
予備試験受験経験あり他学部で合格
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学部成績:3.48 /S:A:B:C=16:47:48:4
受講講座:司法試験入門講座(本科生)、コンプリート論文答練
私の「推し講座」 | 私の「推しフォロー制度」 | 合格のカギ(秘訣) |
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論文マスター(入門講座) | 質問制度 | 粘り強くやる |
はじめに
私は当初法律家になることを考えておらず法学部には進学しませんでしたが、法律の面白さ、弁護士の職務内容や働き方に魅力を感じて弁護士を目指すことを決意しました。私の周囲の予備試験、法科大学院志望者のほとんどが入っていた伊藤塾に入りました。伊藤塾に入塾したのは大学2年生の9月ごろと少し遅い時期でしたが、できるだけ早めに入塾した方が余裕があって良いと思います。法学部でない私にとっては法律の知識はほぼ全て伊藤塾から得ました。法学部以外の方は法律の知識を得ることができる場面が少なくて不安な方もいると思いますが伊藤塾に入れば必要十分な情報を得ることができました。私の様に勉強を始めるのがやや遅めの人にとっては効率的な勉強が不可欠なので伊藤塾に入ってよかったと思います。
私の勉強法
◇基礎学習について
学習当初は量も多く内容も難解に感じて不安を感じました。しかし、講師の言う様に完璧にするのではなくとにかく1周完了して繰り返し復習するという勉強法を意識したら少しずつ理解や知識が定着していく感覚がありました。法科大学院入試では論文式の問題を演習する時間が重要なので基礎マスターは特に急いで1周するということが重要だと感じます。法学部以外の方にとっては特に法律の勉強法はわからないことだらけだと思いますが、伊藤塾のやり方に沿って勉強すれば何も困ることはありませんでした。また、伊藤塾の講座をある程度聴くと法学部の科目は容易に高評価を取れる様になったので1年生などの早めの時期から通塾することで軽い負担で学部成績を向上させることが可能になると思いました。私は社会学部で勉強をしていましたが法律の知識はあらゆる社会領域で必要なものであり、社会学部のレポートなどを書く際にも伊藤塾で学んだ知識が大変役に立ち、学部成績を上げることができる様になりました。また法的三段論法などの法律解釈のテクニックも論理的文章を書くのに役立ったと感じます。
◇法科大学院対策について
予備試験の受験もしていたので特別な対策は必要ないと聴き、慶應義塾大学法科大学院については、実際に対策は過去問を数年分見ただけでしたが試験には対応できました。予備試験受験生の方であれば特別な対策は必要ないと思いますが時間がタイトなので時間配分などは考えておくと良いと思います。試験の内容については基礎マスター、論文マスターで完璧に対応できるものでした。民法と憲法は、やや発展的な問題が出ますが基本的な部分を解ければ十分なので、基本的な部分をしっかりと落とさないことが重要に感じました。その他の科目は極めて基本的なA+、Aランク論点ばかりに感じました。そしてその様な基本的な問題でかなり酷いミスをしてしまった科目もありましたが合格することができたので主観的な手応えがなくとも最後まで諦めないということが重要に感じました。
また、一橋に向けた対策としては過去問ぐらいしかしませんでした。過去問を見ていて一橋大学法科大学院の問題はやや難しく感じました。私は予備試験論文式試験にも合格しましたが、刑法などは寧ろ一橋の方が問題自体の難易度は高く感じました。もっとも難問部分については大きな差がつかないので、基礎基本でしっかり守るというのが重要だと思います。私も試験本番では刑法の構成要件を間違えてしまい、ページの半分ほどを斜線で消して解き直すはめになるという大失敗をしてしまいましたが、合格することができました。難問にもめげずに最後まで諦めないことも重要だと思います。
また憲法は表現の自由が多い、刑訴法は捜査以外が多いなどの顕著な特徴があるので、過去問を数年分確認しておくと良いと思います。そして法律科目以外の面では、TOEICは高得点が求められ、ステートメントは面接でも使う重要なものなので早期に対策しておくと安心です。面接試験対策としては情報が少ない中、伊藤塾の資料や模擬面接が大変役に立ちました。
予備試験との平行受験において法科大学院入試で工夫したこと
予備試験を受験する場合、2023年度以降の日程では予備試験論文式試験の直前に慶應義塾大学法科大学院の入試があるという状態になりややハードなスケジュールになると思います。まず、短答式試験の直前に願書の出願があるので直前に焦らない様にステートメントの内容や、成績証明書の取り寄せなどを前もってしておくと良いと思います。また試験対策については先述の通り特別な対策は必要ないと思いますが、入試の直前は出題される科目に限定して予備試験特有の科目は一旦比重を落として勉強しました。試験時間が非常にタイトなものもありますから、過去問を一度ぐらいは時間を測って解いてみると良いと思います。慶應の入試は予備試験論文式試験の直前ですからここで手応えが悪いと不安な気持ちで予備試験論文試験を受けることになるので、なるべく良い手応えを感じたいものですが、慶應の試験は論点が多く時間が足りないと感じました。ですが、それなりに失敗しても合格することができますから過度に心配せず予備試験に頭を切り替えることが大事だと思います。
おわりに
伊藤塾に入ったことで最短距離で慶應の法科大学院に合格できたと感じており感謝しています。