伊藤塾で学んだノウハウが好成績につながった
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G.Fさん
予備試験受験経験あり法曹コースで合格
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学部成績:3.16 /A+:A:B:C=46:34:28:0
受講講座:司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験全国公開短答模試
私の「推し講座」 | 私の「推しフォロー制度」 | 合格のカギ(秘訣) |
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はじめに
法律家を目指したきっかけは、小学生のころ「リーガルハイ」というドラマを観て弁護士への憧れをもったことです。そこから自分で弁護士について調べていく中で検察官という職業を知り、正義感の強い性格だった私は検察官を強く志すようになりました。そして、中高でも職業体験で裁判所に行ったり、裁判も傍聴へ行き、法曹への憧れを強めていきました。どこに進学するか悩んだ末に、レベルの高い法学部のオープンキャンパスにいくつか行きました。そこで早稲田大学の法学部を訪れ、水島朝穂教授の憲法の授業を受け、非常に面白い授業で感銘を受け、早稲田大学法学部で授業を受けたいと思うようになりました。そして入学するや否や、大学でできた法曹志望の友人に受験指導校は通うのかと聞かれ、詳しく受験指導校などについて調べるようになりました。伊藤塾は、高い実績をもっており、テキストのわかりやすさに定評があったこと、また、通塾ができるのを決め手に、大学1年生の5月頃に入塾しました。入塾後はレベルの高い受講生と勉強することで、自分のレベルなどを知ることができました。法学部の授業は、体系的に学ぶとか、試験に出やすいところだけを学ぶというようなスタイルではありません。なのではじめて法学を勉強する時はとっかかりにくかったのですが、伊藤塾で体系的に学んだり、重要な知識のランク付けなどを行ったことで、法学部の授業にも効果的に取り組むことができました。
私の勉強法
◇基礎学習について
勉強方法としては、伊藤塾の講座やテキストと並行して大学の授業を進めていきました。授業の進み方が伊藤塾の方が先に終わるのですが、一回基礎マスターを見終わったものでも、大学の授業を受けて、気になるところは基礎マスターのテキストを何回も見直したりしました。大学で指定される教科書を読むことは非常に重要ではあるのですが、初学者のときは特に字が多く、用語も難しいのでとっかかりにくく、伊藤塾のテキストがとても役に立ちました。また、論文マスターの講座は答案を書く練習に役立ちました。特に、論文の書き方については、論文マスターをはじめる前までは安定しておらず、何をどう書きはじめるのかわからないという状態も多々ありましたが、論文マスターの講座で丁寧にわかりやすく教えていただき、論文の書き方のコツをつかむことができました。論文マスターの講座・テキストは大学の定期試験の対策に非常に役に立ったと思います。また、基礎論文書き方ゼミでは少人数で授業をする形で新鮮で、勉強のペースメーカーになりました。答案の書き方のコツを実践的に学べました。伊藤塾と大学の授業を同時並行で進めるのはかなり大変ではありますが、隙間の時間を見つけたり長期休暇を活かして、受講を進めました。また、伊藤塾は塾生も多いので、周りに伊藤塾に通っている人が多く、学友とともに勉強を進めていくことも勉強を進めるうえで効果的でした。
◇法科大学院対策について
早稲田大学法科大学院受験にあたり、私は早期卒業の5年一貫型で合格したのですが、それにおいて何より重要だったのが成績でした。私は大学一年生のころから、大学在学中に予備試験に合格することを目標としていましたが、それだけでは不安で法曹コースに登録し、大学院に進学し在学中に司法試験を受けるコースも選択肢として残していました。もちろん勉強することは同じなので、伊藤塾の講座と大学の授業を並行して学習を進めました。短答式試験の対策はあまり大学の試験には被らないので、そこの調整がすごく難しかったです。計画的な学習が重要だと感じました。ただ、論文などについてはほとんど内容は被るので、伊藤塾の基礎マスターや論文マスター、論文ナビゲートテキストが非常に役に立ちました。伊藤塾のテキストや講座によって、効果的に学修を進められ、学部においてもよい成績を修めることができました。特に法曹コースにおける応用科目においては受講者のレベルも高いのですが、その中でもいい成績を修められたのは伊藤塾の論文マスターで論文のノウハウを学び、活かすことができたからだと考えています。また、後輩受験生に対してのアドバイスとしては大学1年生のころから油断せず勉強に励むことが挙げられます。大学1年生で成績が低いと今後取返していくことになるので、はじめのころからしっかり取り組んで好成績を取るといいと思います。あと一個でも単位を落としてしまうと3年で卒業はできないので気を付けましょう。
予備試験との平行受験において法科大学院入試で工夫したこと
経験則で短答対策は結構前から進めておくべきだと思います。私は3ヶ月前くらいからはじめましたが、授業や定期試験対策と被って、要領よくこなすことができませんでした。特に今年から、短答式試験が終わってすぐに大学の定期試験だったので計画的な勉強をおすすめします。
法曹コースカリキュラムについて
法曹コースのカリキュラムはかなりハードでした。1年生のころは取らないといけないのは必修科目だけで、それを頑張ればいいのですが、2年生からかなりタイトです。2年生からは必修のほか、応用科目を履修しなければならず、この応用科目は評価も厳しく受講生のレベルも高いので苦労しました。課題はほぼなく、試験100%の評価のものが多いです。また、早稲田大学は語学にも力を入れているので、2年生の終わりまで語学の授業があります。なので法律の勉強だけしてればいいというわけはなかったのも忙しさを感じるひとつの要因でした。
「合格の秘訣」について
法律コース「5年一貫型」を選んだ理由は、短期で法曹になることができるコースだからです。学費や時間の面での利点を強く感じました。また法学の勉強をより深くできることもメリットだと思います。ただ、予備試験と併せて勉強するには要領よく、計画的に学修する必要があります。合格に当たって、伊藤塾の基礎マスターや論文マスター、論文ナビゲートテキストが非常に役に立ちました。定期試験で好成績を修めるには他者と差をつけるために論文をしっかりと三段論法に従って論理的に書く必要がありますが、そのノウハウを伊藤塾での学習で身に着けることができたので活かすことができました。また、問題にぶつかったとき、考えが行き詰った時などは、伊藤塾のテキストに振りかえって体系的に理解することで自分の考えを整理しながら勉強することができました。
おわりに
伊藤塾を利用していなければ、好成績を修め、法科大学院に3年で合格することはできなかったと思います。伊藤塾に通ったことで、勉強のモチベーションというものが大学受験のときから引き続き維持できたし、豊富な教材・講座・講師陣のおかげで勉強に楽しく取り組むことができました。大学での授業も伊藤塾での学習があったからこそ、理解して、かみ砕いて聞くことができたと思います。私が法学を勉強する第一歩に伊藤塾があり、そこを土台にして今まで学修を進めてこられたと思っています。法科大学院入学後は手を抜かず、1年目に予備試験を目指すことで緊張感をもって勉強を続け、2年目で確実に司法試験に合格します。