論文マスターで自信をつけることができた
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B.Yさん
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学部成績:3.37 /S:A:B:C=90:36:14:10
受講講座:司法試験入門講座本科生+法科大学院別過去問分析講義、法科大学院別法律科目論文模試、パーソナル・ステートメント対策講座
私の「推し講座」 | 私の「推しフォロー制度」 | 合格のカギ(秘訣) |
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論文マスター(入門講座) | 試験情報提供(マイページ・メールなど) | 諦めない気持ち |
はじめに
中学生の時に学校の課外学習で裁判所を訪れ、実際に法廷で裁判を傍聴したことがきっかけで法律に興味を持ちはじめました。大学進学時に改めてその興味を深めるべく法学部に進学しました。周りの友人も法曹志望の人が多く伊藤塾に通いはじめていた人も多かったため、大学進学と同時に自分も伊藤塾に入塾しました。圧倒的な合格実績が入塾を決めた一番の要因です。ただ、サークル活動や他にも興味があった外国語の学習に時間を割くようになってしまったため、法律学習のモチベーションが下がってしまい途中から講義の受講も止まってしまいました。学部3年次から始まった民法ゼミでの活動で改めて法律学習のモチベーションが高まり、法科大学院で更に深い学びを得るために法科大学院受験に向けて再び本格的な勉強を再開しました。ゼミの教授や先輩からおすすめされたことや、司法試験の合格実績を鑑みて大学と同じ慶應の法科大学院への志望を決めました。
私の勉強法
◇基礎学習について
基礎マスターはとにかく1周聞き終わることを目指して勉強を再開しました。大学の授業での学習もあったので全てが初見の内容ということはなく、早いペースでも大丈夫でした。論文マスターでは基礎マスターの復習も兼ねて1問1問自分の中でしっかりと消化しながら受講しました。論文マスターは、論文が全くと言っていいほど書けない状態から書く力を確実につけることができる内容のため、時間があまりない状態でも論文試験に向けて自信をつけることができました。法科大学院受験対策としては、A・B+ランク論点と論文マスターで扱った知識や答案の型を中心に復習すれば十分に合格レベルに達することができると思います。
◇法科大学院対策について
合格レベルの答案を書くにはどの程度の内容を求められるのか、また法科大学院ごとの出題の傾向を知るために、法科大学院別過去問分析講義を受講しました。合格レベルを知ることで具体的な勉強・対策方法を確立することができるためその点で非常に役立ちました。また慶應法科大学院の試験問題は科目によっては特徴的な出題のされ方をするためそのための対策にも有用でした。加えて、慶應法科大学院の試験は時間が比較的短い中で詳細な検討を求められるという特徴もあったため、試験形式や時間感覚に慣れるために法科大学院別論文模試も受講しました。想定よりもかなり時間に余裕がないことが体感できたため、特に慶應に関しては本番で焦らないためにも役立つ模試でした。
おわりに
伊藤塾の教材はしっかりとまとめられているし、講師の方々の講義はわかりやすいため、基礎マスターと論文マスターだけでもしっかりと理解しながらこなせば法科大学院合格に必要な力を着実に身につけることができると思います。上位法科大学院については学校別対策も充実しており論文模試でアウトプットの機会もあるため、試験直前期に不安になることはありませんでした。
いま、勉強をされている方の中で、途中で勉強のモチベーションが落ちてしまい試験まで時間がない中で学習を再開する場合でも、目標に向かって伊藤塾の基礎的で磐石な講義と対策に集中して取り組めば合格レベルに達することは十分可能だと思います。法科大学院では新たな仲間とともに更に深い学びを得ることができると思うので、途中で勉強の辛さなどで諦めてしまった人も、少しでも法律の世界への思いがあれば法科大学院進学は現実的かつ素晴らしい道になると思います。頑張ってください。