やることが明確で、迷わず勉強ができたのは伊藤塾のおかげ
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J.Rさん |
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受講講座:司法試験入門講座(本科生)、コンプリート論文答練、予備試験論文直前答練+全国公開論文模試など
私の「推し講座」 | 私の「推しフォロー制度」 | 合格のカギ(秘訣) |
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基礎マスター(入門講座) | 4年間のインターネットフォロー | 努力は裏切らない |
はじめに
もともと弁護士などが活躍するテレビドラマが好きだったので法曹の世界に興味がありましたが、当初は大学生活を楽しんで大学2年生くらいに入塾するつもりでいました。しかしコロナの影響で全てオンライン授業となり、大学に通うこともなく半年が過ぎてしまい、どうせなら早めに入塾して早めに勉強しようと思い、大学1年生の秋に伊藤塾に入塾しました。
私の勉強法
◇基礎学習について
秋に入塾したので、民法の基礎マスターをリアルタイムで受けました。その後刑法の基礎マスターを受講しながら憲法を受講し、大学2年生の夏休みに全ての科目の基礎マスターを聞き終えました。基礎マスターはとにかくメモを取るように心がけました。受講後は、それらのメモを見ながら復習しました。また、横山クラスでは憲法・刑法・民法について、一定のペースで論文の問題が宿題として出されたので、論文の書き方も同時に学ぶことができ、非常に役に立ちました。本当は基礎マスターを受講しながら並行して受講した分野の短答を解くことが望ましかったのですが、私の場合は基礎マスターを聞き終えることを優先してしまいました。今振り返ると、短答もこなした方がより知識が定着しただろうなと思います。
大学生活との両立は、コロナの影響でオンライン授業が多かったこともあり可能でした。大学に通うようになってからは、通学時間にスマホで条文を素読していました。
◇論文学習について
論文マスターでは、どのように知識を論文に組み込んでいくかを問題を通して学ぶことができ、論文突破には必要不可欠な講座です。特に、問題研究の思考の流れや言い回しを自分のものにすることで、未知の問題に対しても対応できるようになりました。予備試験の論文式試験の直前期は、ひたすら問題研究のを回して基礎知識を確実に定着させることにしていました。
予備試験との平行受験において法科大学院入試で工夫したこと
私の場合、法科大学院の入試は予備試験の論文式試験の直前にあったので、特に特別な対策はしませんでした。論文の対策が直結するので前年度の過去問を見て傾向だけ見ておけば十分だと思います。
法曹コースカリキュラムについて
法曹コースはとにかく定期テスト対策に苦労しました。カリキュラム上、どうしても半期ごとに8科目ほど法曹コースの科目を取らなければならず、これらの成績が非常に重要になるため試験前は負担が大きかったです。また、予備試験の勉強をしていても、法曹コースに登録している人はみな同じように予備試験の勉強をしているので、良い成績をとるのが比較的難しいです。したがって、予備試験の勉強で基礎は出来上がるはずなので、それに加えて授業で扱った事例を把握することが重要だったと感じます。
法曹コース「5年一貫型」で合格された方「合格の秘訣」について
5年一貫型は試験を受けずに面接と学部の成績で審査されます。入試に割く労力が少なくて済むので選びました。4年生でも受けられる5年一貫型の入試の場合、4年生の前期までの授業の成績が重視されるので、それまでに良い成績を修めているのであれば合格できると思います。コスパの良い入試形態だと思いますが、予備試験の勉強と法曹コースで良い成績をおさめることを両立する必要があるので、その面ではそれなりに負担があります。特に予備試験の短答式試験の日程が7月になり、前期の期末テストと期間が重なるようになったので以前より負担は増えていると思います。
おわりに
伊藤塾では、同じ道を志す仲間と切磋琢磨しながら知識を磨けたので楽しく勉強できました。また、やることが明確になり、迷わず勉強を続けることができたのは伊藤塾のおかげだと思います。