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基礎マスターはインプットの教材としては最適。論文マスター段階でも非常に有用でした

I.Aさん
予備試験・司法試験 大学在学中合格
【予備試験合格時】東京大学法学部2年
【司法試験合格時】東京大学法学部3年

受講講座:司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング 司法試験論文過去問マスター 演習秋生など

法律の学習を始めた理由私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
専門性・独立性の高さ論文マスター(入門講座)法改正対応努力と頭脳

 

はじめに

第1志望に合格したものの、総じて大学入試は思うようにいかなかった思いもあり、なにか「試験」というものに未練を感じていました。また、大学入学後に進路が全く決まっておらず漠然とした不安があったため、とりあえず「試験」で資格を取ろうと思いました。そして、みなさんから遅れること4ヶ月、8月に勉強を開始しました。
 

私の勉強法

基礎学習について

学習開始した8月から翌年5月まではひたすら基礎マスターを繰り返しました。なんとか短答式試験だけでも合格したいとその時は思っていました。

基礎マスターはインプットの教材としては最適です。これ以外を使用するというのは、自ら合格への遠回りの道を選択していることと言ってもいいレベルだと思います。正直、この基礎マスターがなければ論文マスターも効果的に学習することはできなかったと思います。またアウトプットも行った方が良いですが、学習開始が遅く、基礎マスター段階では答練に参加できませんでした。時間がなかったので、講義は全て1.5倍速で聴きました。また、私は講義で配付されるパワーポイントレジュメを基礎マスターに貼り付けて一元化しました。

 

論文マスターについて、全ての答案を起案するというのは可処分時間を考慮すると困難だと思います。そのため、書いてくるように指示された問題のみ起案しました。時間がなければ答案構成のみでも十分だと思いますが、答案構成すらしないというのは、講義を完全に無駄にすることになると思いますので、最低限答案構成はして講義に臨むべきです。こちらも1.5倍速で受講し、時間を短縮しました。答案の書き方については、講師が教えてくれた方法で書くと、非常にすっきりと書けるので、それを常に意識していました。数学が得意な方はこの書き方が一番合うと思います。復習の際は、論証をしっかりと覚え直すように努めました。また、予習段階で該当箇所の基礎マスターをしっかりと復習して答案構成に臨んだことで、結果的に基礎マスターを再度読み込めたため、非常に有意義だったと思います。

予備試験を目指した理由

司法試験を受けるのであれば、大学在学中に合格するのに越したことはないと思ったため、司法試験を受けると決めた時から予備試験ルート一択でした。司法試験在学中合格ができるというのが最大のメリットだと思います。法曹コースができた今、同級生と司法修習の期はあまり変わらないので、早く受かることはメリットではないかもしれませんが、余った時間を自由に使えるのは大きなメリットだと思います。
 

就職活動について

ウィンタークラークはオンラインで行われました。一対一の食事や大人数での講義、少人数でのグループディスカッションなどがありました。その後内定メールが来たため事務所訪問は形式のみでした。

司法試験に向けた学習について

◇司法試験論文過去問マスターを受講して

司法試験の問題は実際に手を動かして書くことが最も重要だと思っているので、その練習及び添削を受けられたのがよかったと思います。また、解説動画も参考になりました。

◇短答式全国実力確認テストや全国統一模試を受講して

TKC模試を受験しましたが、時間感覚を養う面で役立ちました。

◇司法試験対策に必要となる勉強について

基礎マスターの再度のインプットと論文マスター受講の合わせ技が極めて効果的でした。予備試験の過去問の添削に関しては、自分の弱点を発見する素材、客観的視点をとりいれる素材として使用しました。

 

コロナ禍における大学や大学院の状況と受験勉強について

予備試験の延期はむしろやる気につながりました。家でしか勉強しなかったため、コロナ禍で大学の授業がオンライン化したことは個人的には追い風になりました。
 

おわりに

伊藤塾は合格実績が圧倒的なので、これを信じれば受かるという安心感があり、本当に助かりました。何かしらの分野で際立った実績を持てる弁護士になりたいと思います。



※プロフィールは2021年度合格時点のものです。