私がとった勉強方法

論文式試験対策としては、伊藤塾のコンプリート論文答練を利用しました。コンプリート論文答練は、量も多くまた出題難易度は予備試験と同等くらいかと感じたので、これを解ききれば演習量及び質の点で周囲に差を付けられるといったことはないかと思います。また添削コメントを読むことで、自分の書いた文章がどの程度読み手に伝わっているのかという点を知ることができました。私は答練の点数に一喜一憂する必要はないと思いますが、自分が成績優秀者となると日々の勉強の励みになっていました。
金銭的に余裕のない方でも、伊藤塾には、奨学生試験があるので努力さえすれば比較的安価でコンプリート論文答練を受講できます。
口述試験対策においては、受験指導校が実施している口述模試を受講することが何より大事であると考えます。端的に問いに答える姿勢、場の雰囲気に飲まれないようにする訓練は、伊藤塾をはじめとした受験指導校の口述模試で培うことができました。論文式試験の合格者でしたら知識の量使い方ともに申し分ないはずですから、口述対策として模試以外には短答式の解き直し、条文の素読程度で足りると考えます。

最後に

ひたすら愚直に演習を繰り返し続けたことが勝因であると考えます。