口述試験突破は、友人のアドバイスと口述模試のお蔭
J.V さん
◆ 出 身 大 学 /慶應義塾大学法学部
◆ 受 講 講 座 /予備試験口述模試
※プロフィールは、2016年合格時点のものです。
口述試験対策について
論文の手ごたえ自体は悪くなかったのですが、去年まで短答試験にすら落ちていた自分が本当に受かるのか半信半疑であったため、論文の合格発表まで口述のための勉強はしていませんでした。合格を確認したときはとても嬉しかったのですが、その日のうちに去年受かった友人に、これからの2 週間にやるべきことを聞いて暗澹たる気持ちになりました。特に執行・保全についてもまったく触れていなかったので、口述試験までは必死に詰め込みました。ある意味、口述試験を突破できたのは、論文合格の日に危機感を与えてくれた友人たちのお蔭だと思います。また、口述試験で大きな力になったのは、伊藤塾の口述模試です。本番とほとんど同じ形式・内容を体験することができたので、本番では、雰囲気などで戸惑わずに済みました。口述模試を担当してくださった主査と副査の方には心から感謝申し上げます。
最後に
予備試験は、適切な勉強方法と勉強時間を実践すれば必ず合格できる試験だと思います。具体的な勉強方法は人それぞれですから、常に自分の勉強方法の意味と相性を考えて、自分にとってベストな方法を編み出していくことが重要です。もっとも、多くの合格者の勉強の方向性は一致しているようにも思います。それは、過去問の演習と分析を徹底すること、条文と判例知識の精度を高めることです。