海外に在住していたのでSkypeで受講できる口述模試はとても助かりました
会社員
◆出身大学/東京大学法学部
◆ 受 講 講 座 /予備試験口述模試
※プロフィールは、2019年合格時点のものです。
はじめに
私が司法試験を目指そうと思ったきっかけは、法務部での勤務経験を資格という形のあるものとして残したいと考えたからです。私は社会人で、すでに法務部で6年以上勤務しているのですが、今後法務以外の分野にもキャリアを広げたいと思った場合に、資格がなければ、5年10年経った後に「昔法務部だったんです」というだけでは信頼感に欠けると感じ、法務部でのキャリアを弁護士資格という形で残したいと思いました。また、海外企業とのやり取りが増えるなかで、欧米では企業法務も有資格者ばかりで、資格のない現状では、自分の立場を説明することが難しいうえ、同じレベルで交渉できていないのではないかと不安を感じたこともきっかけでした。伊藤塾には、口述試験直前の口述模試からお世話になりました。現在海外在住のため、Skype受講できる伊藤塾の模試は魅力的でした。
私の勉強法
論文式試験の合格発表後は、要件事実の参考書と刑法各論の参考書の読み込みと、口述再現を使用した過去問演習を中心に行いました。口述再現は、一部参考書に掲載されているものやインターネット上のものを使用しました。口述模試については、伊藤塾のものを利用しました。Skypeでも受講可能という柔軟な対応と、充実した過去問教材が大変ありがたかったです。
働きながらの学習方法について
仕事との両立方法については、特別な取組みをしていたわけではありませんが、会社を出たらできるだけ会社のことは忘れること、定時に上がれるよう努めること、家族の理解とサポートを得ることが重要かなと思います。平日は帰宅後3時間程度、休日は5~ 10時間程度勉強していました。通勤の電車の中や昼休み時間なども活用していました。取組みの量では学生さんには勝てないかと思いますので、質で負けないことが大切かと思います。
おわりに
伊藤塾の口述模試は、Skype受講も可能な柔軟性と、充実した過去問教材が大変ありがたかったです。来年の受験生にも、ぜひおすすめしたい内容でした。私は社会人受験生のため、気を抜けば司法試験も簡単に落ちてしまうと思いますので、気を抜かずに早く選択科目や改正民法の学習に取りかかりたいと思います。