勉強に慣れておらず、受験勉強の経験もなし。それでも伊藤塾が合格レベルに育ててくれました。

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D.Wさん:慶應義塾大学法科大学院(既修)3年
◆出身大学/独協大学法学部

◆ 受 講 講 座 / 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験答練パック、コンプリート論文答練、予備試験論文直前答練+全国公開論文模試、予備試験口述模試など

※プロフィールは、2020年度合格時点のものです。

はじめに

2017年4月頃に伊藤塾高田馬場校(現:早稲田校)に44期として入塾しました。私は司法試験の受験を決めるまで、専らサッカーしかしてこなかったため、勉強をすること自体に慣れていませんでしたし、勉強方法についてのノウハウもありませんでした。何をすればよいかもわからない状態だったため、業界イチの合格実績と信頼を誇る伊藤塾に入塾し、勉強方法も込みで一から学習することに決めました。 

私の勉強法

〈基礎学習について〉

 私は受験勉強の経験がなかったため、何をしたらよいか、どう勉強するのか、皆は普通どのくらい勉強するのか等について一切わかりませんでした。そのため、高田馬場校の横山講師のおっしゃる勉強法を誰よりも素直に、愚直に繰り返しました。伊藤塾のテキストは、予備試験合格という観点では十分すぎる情報量であると考えているため、伊藤塾の講座以外は使用せずに予備試験最終合格までたどり着きました。横山講師のクラスでは基礎マスター段階から答案を書くことの重要性を説明していただき、実際に横山講師が答案を添削してくださる機会もありました。答案を書くことでしか、答案を書く力は養えないため、実際に書くということは非常に有意義だと考えます。私は答案を書く中で疑問点が出てきたら、そのとき基礎マスター等のインプット教材に戻るという方法でメリハリをつけて勉強しました。 予備試験では未知の問題が聞かれることが多々あり、未知の問題への適切な対処なくして合格は困難と考えます。しかし、未知の問題への対処はそれほど難しいものではなく、基礎部分の知識を総動員し、基本から考えることで十分合格レベルに到達します。試験会場で困ったときに助けてくれるのは盤石な基礎的知識でした。

〈論文学習について〉

論文マスターには、基本的な論点を問題点とする問題がたくさんあります。これを繰り返すことで、典型問題の処理手順が身につき得点源となる得意分野(論点)を増やすことができます。私は、何度も何度も論文マスターの教材(問題研究)を繰り返し、問題研究にあるような問題は完璧に、他の受験生に書き負けないくらいに精度を高める努力をしました。本試験では、このような典型問題の処理で勝負がつくので、問題研究を完璧にするということは非常に有効だと考えます。

〈短答式試験対策について〉

伊藤塾の学習支援システムで、間違えた問題やわからなかった問題をMYフォルダに保存しておき、試験前にはその問題をひたすら繰り返しました。私は短答式が苦手で二回ほど短答式試験に落ちているのですが、受かった年は短答答練や模試で法律科目の合計点が140を下回ることのないように調整しました。とにかく短答の過去問を繰り返し、完璧にすることを目標にすることが大事です。私の場合、短答過去問は3つのカテゴリーに分類できました。わかる問題とわからない問題、そして練習では正解できるけど本番で聞かれたらわからなくなる問題です。この3つ目がとにかく厄介だったので、本当に理解しているのかを知るため、理由をつけてこたえられるかというチェックをたくさんしました。

〈論文式試験対策について〉

 過去問を解くことは当然として、私はコンプリート論文答練と論文直前答練で聞かれた問題を完璧に処理できるように繰り返し練習しました。そして、答練を受ける中で平均30点を超えるように努力しました。伊藤塾の答練で出た問題は、本試験のどこかしらでお目にかかるので、しっかりと処理できるようにしておくことが肝要です。

〈口述試験対策について〉

 伊藤塾の口述再現集をもとに、友人と問答の練習を繰り返しました。また伊藤塾の口述模試をうけ、緊張感の中で答える練習も欠かせませんでした。

学生生活との両立について

伊藤塾の講義は、いつでもどこでも聴講することができるので隙間時間で勉強を進めることができます。また、移動時間などに講義を聴きながら移動したりすることもありました。アルバイトもしていましたがそれほど両立が難しかった記憶はありません。

 
法科大学院との併願について

予備試験のための勉強のみで、過去問すらやらずに受けた法科大学院もありましたが、全て合格できました。基本的に問われている能力は予備試験と同じなので、予備試験の勉強で必要十分です。

 
おわりに

 高田馬場校では横山講師をはじめ、スタッフの方々や同期の方々との距離感が近いです。馬場校は体感8割くらいが早稲田大学の学生でした。私は早稲田大学ではなく年齢も上の方だったので馴染めるのか不安はありましたが、ゼミなどを通して驚くくらい馴染むことができました。私のようにサッカーだけやって生きてきた、勉強をすること自体に慣れておらず、受験勉強の経験もない者が予備試験に合格できたのは間違いなく伊藤塾のサポートのおかげです。伊藤塾はやる気ある人なら誰でも合格レベルに育ててくれる受験指導校だと実感しました。司法試験でも頑張ります。