伊藤塾の教材は、やはり信用性が高いです。受験生の多数派がこれを使っているという安心感は、試験直前において無視できない差があると思います。

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D.Wさん:京都大学法学部2年

◆ 受 講 講 座 / 予備試験全国公開短答模試、予備試験全国公開論文模試、予備試験口述模試など

※プロフィールは、2020年度合格時点のものです。

私の勉強法

〈短答式試験対策について〉

伊藤塾の短答模試を目安として、一度は4月末の段階で一通り肢別本を一周することを目標とした。実際に取れた点数は、法律科目て125点で、一般教養は30点程度は見込めると感じていたため、一定の手応えを感じた。これなら、5月以降は2ヶ月くらいじっくり腰を据えて論文対策の勉強をしたとしても、短答に落ちることはないのではないかと考えることができるようになった。

〈論文式試験対策について〉

論文対策は、基本的に答案構成のみで行った。全くかけない時期の答案構成は、「スカスカ」な状態のもの(論点名と条文が書けるだけ)となっていたが、そこから徐々に密度の濃い答案構成へと変化させていった。最終的には、答案構成でありながらほぼ答案のような形になっており、起案と答案構成の境目はあえて緩やかなものとすることも、勉強効率の観点からは有用ではないかと感じた。

〈口述試験対策について〉

伊藤塾の口述模試は、少し難易度として難しすぎるなと感じたものの、危機感を抱かせるには適しており、タイミングとしては良いものであった。また、口述再現集は、特に近年の再現集は1つの問題に対して複数の合格者再現が掲載されており、またその得点まで記載されていたため、分析に非常に役立った。不合格者再現も、とても役に立った。

学生生活との両立について

「生活の中心を勉強にすること」を意識してきました。人間は、1番優先順位の高い1つのことにしか、大きなエネルギーを割くことはできないと思います。ふと暇な時間ができた時、1番優先順位の高いものが頭に浮かぶはずです。その時浮かぶものが、常に勉強であるように、モチベーションをコントロールするようにしていました。私は比較的勉強期間は短いとは思いますが、それでも司法試験は長期戦を余儀なくされる性質を持っています。長期戦だからこそ、根をつめてやりすぎるのではなく、あくまで今の自分のもっとも大事なものが法律学習であるように行動しておくくらいの気持ちで、一歩一歩ゴールに近づいていくことが大切なのではないでしょうか。 

おわりに 

伊藤塾の教材は、やはり信用性が高いです。受験生の多数派がこれを使っているという安心感は、試験直前において無視できない差があると思います。司法試験対策は、伊藤塾でお世話になろうと思っておりますので、洗練されたテキストを効率よく使って、短い期間ながらに徹底した対策ができるよう頑張っていこうと思います。