はじめに

私が司法試験を目指したのは何といっても検事になるという目標があるからです。検事になるには司法試験を突破するよりほかはありません。そのために大学入試の時点で法学部に絞っていました。しかし現実に司法試験を目指すにあたってはそのための基礎学習の段階からはじめる必要がありました。

私の勉強法

〈口述試験対策について〉

口述式試験は精神的な問題と時間的猶予の問題の二つがあります。精神的な問題については、各自自分のストレス解消法を見つけてください。時間的猶予は二週間ほどしかありませんからその間に学習する必要があります。まずは口述式試験の過去問を見て、そこで出題された内容について学習します。そして模試を受け、基本的な事項で詰まるタイプ・事案が聞き取れないタイプなど自分の苦手なジャンルを見つけます。そうしたらあとはそのタイプに応じて練習するのみです。出題内容は、それ自体が出題されることももちろんあり得ますが、そうでない確率の方がはるかに高いです。あくまで一予想にすぎないと割りきる必要があると思います。

学生生活との両立について

今年は新型コロナウイルスの流行により実際に法科大学院まで授業に行くことはありませんでした。そのため予備試験の勉強との両立は比較的容易だったように感じます。いずれもパソコンひとつで受講できるからです。

おわりに

司法試験の過去問についても伊藤塾が発送してくださり、その準備をフォローしていただきありがたく思います。苦手なところははっきりしているので、克服して合格できたらと思います。