「会社」の役に立つ人間ではなく、「社会」の役に立つ人間になりたい

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J.Lさん:国公立法科大学院(既修)
◆出身大学/東京大学文学部卒業

◆ 受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験答練パック、予備試験論文直前答練+全国公開論文模試、予備試験口述模試など

※プロフィールは、2020年度合格時点のものです。

はじめに

文学部を卒業後、しばらく会社員をしていましたが、2019年春頃に会社を辞めるか悩んでいた折、伊藤塾長のガイダンスに参加して、法律家になることを決めました。「会社」の役に立つ人間ではなく、「社会」の役に立つ人間になりたいと思えたからです。同年6月に会社を辞め、伊藤塾で学習を開始しました。

 私の勉強法

 <論文学習について>

配信済みの基礎マスターを急いで受講し終え、入塾直後の8月から論文マスターの受講をはじめました。当然ながら最初は全く論文が書けずに苦しみましたが、『問題研究』掲載の問題は全て実際に答案を書いてみました。論述例に近づけるためにはどうしたらいいか、ひたすら赤ペンで修正を加え、それを繰り返しているうちに、ようやく論文らしいものが書けるようになってきました。 論文マスターの受講と並行して、論文マスターゼミを受講しました。講師が親切丁寧な添削指導をしてくださったおかげで、どういう答案を目指せばいいのか、具体的なイメージがわくようになりました。周囲は意欲的な受験生ばかりで、自分も追いつこうと必死に勉強するなかで徐々に知識が身につきました。 とにかく「磐石な基礎を作る」「手を広げない」「何度も繰り返す」「毎日、暗記の時間を設ける」「目次を持ち歩く」といったルールを守って学習を続けました。

 <短答式試験対策について>

短答式試験の1ヶ月前から、『伊藤真の速習短答過去問(ソクタン)』を全科目2周しました。また、短答答練・全国公開短答模試を受験し、忘れた頃にもう一度解き直しました。そして、「ソクタン」で2回間違えた問題と、短答答練・全国公開短答模試で2回間違えた問題を抜粋し、それを直前に繰り返し解いて頭に叩き込みました。 本格的に短答対策をはじめたのは1ヶ月前でしたが、学習開始直後から、隙間時間にコツコツ、学習支援システムの「基礎力確認演習」を使って短答知識の定着を図っていました。

  <口述試験対策について>

口述模試受講の特典として頂いた口述再現は本当に役に立ちました。口述再現を残してくださった先輩方に心から感謝しています。

おわりに

伊藤塾を利用する最大のメリットは、合格実績だと思います。私も法学部以外の出身でしたが、伊藤塾の教材を真面目に繰り返すことで、1回で予備試験を通過することができました。全受験生の97%近くが落ちる試験なので、普通の受験生と同じことをしていると普通に落ちますが、3%近くが受かる試験なので、合格者と同じことを一所懸命していれば受かります。頑張ってください。私も司法試験に向けて頑張ります。