司法書士試験での教訓を活かし、予備試験の択一もとにかく過去問を回すことにしました。
M.Xさん:自営業
◆出身大学/早稲田大学法学部
◆ 受 講 講 座 / 予備試験口述模試など
※プロフィールは、2020年度合格時点のものです。
はじめに
私は、平成19年に司法書士に合格し、司法書士として10年ほど働いております。(自分で事務所をもっております。)4年ほど前にPTAで知り合った方から法律的なアドバイスを求められました。その方は、Amazonで手作りのアート作品を出品・販売をしておりましたが、せっかく検索順位を上げても、同じデザインをまねされてより安い価格で販売するという悪徳業者の存在に悩まれていました。その方の相談を受け、自分のできる範囲で問題解決に協力しましたが、法的知識の至らない点を痛感すると同時に、とても面白いと感じました。司法書士業務は、「求められた登記をする」というゴールが決まっておりますので、面白いといった仕事ではありません。そこで、予備試験という制度があることを知り挑戦することにいたしました。
私の勉強法
〈口述試験対策について〉
口述試験の過去問はとても勇気づけられました。ある方が「試験官と法律的な会話を楽しんで」と書いてくださっていて、余裕が持てました。ところが、本番試験が終わってから、不合格の方の再現も記載されていたことに気づき(試験まで気づかなかった!)、貴塾の対策講座を真面目に取り組んだ方でも落ちることがあるのだということにゾットして、合格発表までは不安でいっぱいになりました。
働きながらの学習方法について
仕事は自営業なので、暇が時は勉強できるのは良かったです。既婚者なので、家事全般と両立させるのは大変でした。(誰も私の司法試験挑戦に興味もないし、期待もしていない)休みの日でも朝、昼、晩の食事の準備、洗濯など必須でしたので。勉強だけできる環境は素晴らしかったんだと、痛感しました。息子(高校2年、中学3年)には、勉強だけできる環境のありがたさを切々と伝えています。(長男は一向に勉強しませんが。)
おわりに
司法書士の手続法より司法試験の実体法はとても面白いので、法科大学院で皆さんが使用しているテキストを使用して楽しみながら司法試験に受かる実力をじっくりつけていきたいです。