はじめに

自分は30代のエンジニアですが、人生100年時代において自身のキャリアを長期的に考えたとき、もう一つ強みを作りたいとの思いに至り、司法試験の受験を決めました。法科大学院に通うつもりはまったくなく、予備試験ルートに焦点を絞って勉強を始めました。伊藤塾は答練と模試を申し込みさせていただきました。

私の勉強法

〈短答式試験対策について〉

全国公開短答模試を受験しました。短答式試験は過去問と六法をしっかりこなせば問題なく受かると思いますが、勉強のモチベーション維持のために模試受験は効果的だと思います。

〈論文式試験対策について〉

伊藤塾の全国公開直前模試を受験しました。会場受験したため、本番と同様の緊張感の中で実際に答案作成を体験できたことは大きなメリットでした。

〈口述試験対策について〉

伊藤塾の口述再現集は非常に役立ちました。早い段階で本番をイメージしながらトレーニングを積むことができ、また失敗例も載っているため意識的に失敗パターンを回避することを意識することができました。口述模試も受験しました。リモートだったので本番同様とはいきませんでしたが、当日の極度の緊張の中で自分に自信を与えてくれたと思います。

働きながらの学習方法について

仕事が忙しかったため、徹底的に効率化を重視しました。また、答案を実際に書く練習をする時間がほとんど取れないため、よくある「分かったつもりだったけど実際に書いてみると書けない」という事象を極力回避すべく、隙間時間に頭の中で論述してみたり口述してみたりして自分のアウトプット力を確かめ続けました。

おわりに

予備試験は情報も少ないため、伊藤塾の模試等で得られる情報は非常に役立ちました。特に口述試験は、伊藤塾の口述再現集なしでは間違いなく通過できなかったと思います。社会人受験生は苦労も多いですがやりがいもあり、また社会経験がある分、学生受験生に比べたアドバンテージもあると思います。司法試験も一発合格目指して頑張ります。