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仕事は勉強のリフレッシュの時間になると考え、働きながら予備試験合格

C.Dさん
働きながら合格
【予備試験合格時】法律事務所事務員

受講講座:司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング、予備試験答練パック、予備試験口述模試など

法律の学習を始めた理由私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
実際に法曹に接した経験基礎マスター(入門講座)法改正対応あきらめないこと。

 

はじめに

私は大学卒業後、社会人として社会生活を送るなかで、様々なトラブルに遇い、弁護士に相談したことがありました。弁護士の仕事ぶりを見て、自分も他人の正当な権利を守る仕事がしたい、と思い、2015年3月、大学卒業直後に始めたものの挫折して中断していた司法試験の勉強を再開することとし、入門講座を再受講しました。
私は伊藤塾以外の受験指導校を選ぶ気は初めからありませんでした。理由は圧倒的な合格実績や合格後を考えるという一本筋の通った理念に共感していたからです。

私の勉強法

基礎学習について

基礎マスターでは毎回講義にライブで出席し、講師の言うことをメモにとりました。講義が終わったらテキストを読み返しながらメモをテキストに転記しました。情報を基礎マスターテキストに一元化することで、何年か経った後にも講義を思い出して理解を深めることができました。復習の時には『伊藤真が選んだ短答式一問一答 1000(マコタン)』で短答の問題を解いて、必ずアウトプットをして知識を定着していきました。また、基礎マスター論文答練や基礎マスターゼミも受講してインプットとアウトプットを並行しながら勉強していきました。そのような勉強をすることで、知識の使い方を知り、知識の精度を高めることができました。基礎マスターの講義は私のような他学部出身者でも理解できるものでした。したがって、私のやるべきことは学習した知識を定着させることで、そのことに集中しました。

◇論文学習について

論文マスターの時期は講師が答案を書いた方が良いと指定された問題は答案を書き、それ以外の問題は答案構成をして、講義に臨みました。論文マスターでは、知識の使い方や法的三段論法、各科目の答案の型を身につけていきました。論文マスターの問題は何回も繰り返し答案を書きました。答案を書いた後、答案例を見るたびに新たな発見があり、答案作成力をつけるのに役に立ちました。論文マスターで扱った問題研究の問題が論文試験合格の礎となりました。論文マスターの時期に答案を書く癖をつけることで、それ以降も継続して答案を書いて力をつけることができました。

◇短答式試験対策について

「短答答練」「全国公開短答模試」を受講しました。
4回の短答答練によって各科目の時間の使い方や休憩時間に何を勉強するかなど休憩時間を含めた時間の使い方を練習して、本番のシュミレーションをしていきました。また、短答答練で各科目の基礎知識をザッと一周できるので、短答試験のみならず、論文試験の知識の確認としても役に立ちました。短答答練の復習にはあまり時間を割けないので、最低限間違えた問題の解説を見て不正確な条文・判例知識を復習する程度でした。短答過去問も繰り返し解きました。

◇論文式試験対策について

「コンプリート論文答練」「論文直前答練」「全国公開論文模試」を受講しました。
「コンプリート論文答練」はひねりが効いた新作の問題を時間内に解くことで、答案構成と答案作成の時間配分や時間がなくなったときの危機管理など時間の使い方を身につけるのに役立ちました。また、基礎と応用がともに出題されるため、最低限の守りの答案を作成する練習にもなりました。答練の後に解説講義を聴くことで、自分の不十分だった点を認識できます。解説講義はわかりやすいため、各科目の基本概念を復習するのにも役に立ち、論文対策の講座として最適でした。

◇口述試験対策について

「口述模試」を受講しました。口述試験当日の入室から退室まで一連の流れを体験できるので、内容面以前の形式面で不安を払拭でき、模試受講後は内容面の勉強に集中することができました。使った教材は口述再現集で、各年に出題された問題を口に出して答える練習をしました。また、「口述直前ポイント講義」も当日やってはいけない行動を事前に頭に入れておけるので、大変役に立ちました。

働きながらの学習方法について

仕事をしながらの勉強は平日の勉強時間の確保が難しいため、両立が困難とも思えます。しかし、全ての時間を司法試験の勉強に充てることができても、一日中集中していることはできません。また、勉強以外のことを行った方が、頭が働き、勉強にも集中できるようになりました。
私は、仕事を辞めて勉強時間を確保する選択はむしろ合格にマイナスだと思い、仕事の時間は勉強のリフレッシュの時間になると考えて両立を行いました。とはいえ、仕事で色々なことが身に降りかかってきて勉強が困難な時期もありました。そのような時も働きながら予備試験に合格したい、という思いが強かったので、自分の望む方向に進むように感情をコントロールして良い方向に持って行こうとしていました。

おわりに

伊藤塾なくして合格なし。多くの合格者の方がおっしゃっているように、私も伊藤塾がなければ予備試験合格はあり得なかったと思います。
伊藤塾で学習したことで、一歩先を考える、ゴールからの発想、未知の問題への対処方法など実務で通用する伊藤塾メソッドを学ぶことができました。本当に伊藤塾を利用して良かったと思います。
司法試験に向けて、良い順位をとって合格できるよう、さらに力を伸ばしていきたいと思います。 



※プロフィールは2022年度合格時点のものです。