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入門講座に標準装備されている伊藤塾の質問制度は、他校にはないもの

F.Gさん
【出身大学】 慶應義塾大学商学部

受講講座:司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング、予備試験口述模試など

法律の学習を始めた理由私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
専門性・独立性の高さ 呉・基礎マスター(入門講座)質問制度退路を絶って自分を追い込んだ

 

はじめに

30歳くらいから法律の重要性を感じさせられる場面が何度かあったことと、会社員として過ごすことに色々な面で限界を感じて、法曹になりたいという思いが日に日に強くなり、2020年5月に入塾しました。

私の勉強法

基礎学習について

「2020年開講 司法試験 入門講座 呉・基礎本クラス 1年速修コース 本科生+短答演習・論文基礎答練 学習支援システムつき」を受講したので、基本的知識のインプットはこの講座を利用しました。1回目では理解できない点も多かったですが、とりあえず最後まで受講して、それでもわからない点は繰り返し聴くようにしていました。
また、受動的な姿勢にならないように、また、自分が理解しているかを確かめるためにも、受講した講義で学んだ内容は自分のまとめノートとしてGoogleドライブのファイルに入力していました。パソコンからのみならずスマホからも参照/編集できるので、スキマ時間でも復習できますし、検索性の面から紙媒体より優れているので効率化できたと思います。

◇論文学習について

主に以下3つです。

(1)論文基礎答練
(2)論文過去問マスターと論文答練を直近の7年分(2015-2021)受講
(3)予備論文直前答練2021年度分と2022年度分

(1)は基本的な論文の書き方を学ぶため、(2)は過去問の出題傾向を踏まえて自分が解けるレベルになるため、(3)は論文直前期のペースメーカーとして利用しました。
一番力になったと思うのは(2) 論文過去問マスターと論文答練です。問題文の事案に応じて、なぜこの論点を論じる必要があるのか、なぜこの論点を落としてしまったのかなどについては繰り返し考えるようにすると、論点落としが減ってきて、論文を書く力が少しずつ身についてきたように思います。

◇短答式試験対策について

伊藤塾の学習支援システムを利用していたので、その中の「短答式過去問題演習」を利用して、短答過去問を繰り返し解きました。自宅以外の場所で勉強することが多かったので、重い問題集を持ち運ぶ必要がなくパソコンもしくはスマートフォンで学習できることと、直近3回において自分が正解したか否かが表示されるので、「直近3回が正解になるまで解く」といった使い方ができるのが便利ではありました。
なお、学習支援システムには「基礎力確認演習」もあり、こちらでは短答の選択肢単位で正誤を問う形式ですが、短答の選択肢単位では短答合格するにはやや細かすぎる知識も必要となるので、「短答式過去問題演習」の利用で十分であるように思いました。

◇論文式試験対策について

実際に答案を作成しないと、基礎学習で学んだ論点・論証のの必要性・実益についてなかなか理解できない場面も多かったので、インプットを早めに済ませたら自信がなくてもとりあえずアウトプットに早めに移行して、分からない点については随時インプットに戻って復習するというスタイルが良いと思います。TWO-WAY添削では添削者に対して具体的に質問を投げかけることができたので、一人で考えたり復習しても解消しない疑問点を解消するのに役立ちました。

◇口述試験対策について

(1)伊藤塾で配布された口述過去問2021-2011再現集を見て、同じ内容が問われたら自分でも回答できるようにという目標で理解を深めました
(2)呉クラス基礎マスターで学んだ刑法、刑訴法、民法、民訴法の知識を復習しました
(3)予備論文過去問の法律実務基礎科目を復習しました

「働きながらの学習方法について」

働きながら継続的に勉強時間を確保するのが厳しいと感じたので、途中からは会社を退職しました。リスクを伴うので決して万人におすすめする方法ではありませんが、リスクを取らない人には結果もなかなか出ないものだと思っているし、自ら退路を絶ってプレッシャーを掛けることで勉強に集中せざるをえない状況を作出することは、(ギリギリにならないと本気になれない)自分の性格には合っていたように思います。

おわりに

私は周囲に司法試験を勉強している人がおらず、不明点が出たときに気軽に質問できる人がいない環境だったため、Web上の掲示板を用いた伊藤塾の質問制度にはかなり助けられました。他の人の質問内容も見ることができるため、自分と同じような疑問を抱いた人の質問内容とそれに対する回答も参照できるため、自ら質問を投げかけるまでもなく解消できたことも多かったです。質問の数は1日1個までで、回答までは1週間程度要するという制約がありますが、他受験指導校ではそもそも質問制度がなかったり、質問するためには高額なオプションをすすめられたりしたので、この制度はありがたく感じました。 



※プロフィールは2022年度合格時点のものです。