情報一元化で知識が整理され学習効率アップ!伊藤塾の教材は最後まで役に立ちました。
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F.Zさん |
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受講講座:司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング、予備試験口述模試など
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専門性・独立性の高さ | 基礎マスター (入門講座) | 無料公開講座 | 隙間時間の使い方 |
はじめに
大学入学と同時に司法試験を目指し、6月ごろに塾に入りました。友人にすすめられて入塾しました。専門性のある資格で目指したいと思うものがたまたま司法試験だったという浅い理由ですが、人の役に立ちたいという気持ちは強かったです。
私の勉強法
◇基礎学習について
入塾が少し遅れたこともあり、リアルタイムの授業を受けつつ、すでに終わってしまった科目については大学の空コマなどを使って学習していました。当時はついていくのが必死で充実した勉強にたどりつけませんでしたが、後々になった入門講義テキストを通読しているうちに体系理解が進み知識の吸収がはかどるようになりました。受講当時はアウトプットはあまりできていませんでした。基礎部分の学習は後に論文を書くための知識の定着の重要なポイントになり、追加知識の吸収の効率が格段に上がります。これが合格に繋がったのだと思います。私は重い入門講義テキストを持ち運んで勉強するのが苦痛だったので、論文ナビゲートテキストに必要な情報を一元化して、論文ナビゲートテキストを電車などの隙間時間に読むようにしていました。この一元化の作業は知識の整理にもなりおすすめです。
◇論文学習について
論文マスターの参考答案のとおりに書こうとするのではなく、困ったときの参考程度にしていました。最初は再現に近づけて書けるようにすることで論文を書く癖をつけたり、どんなふうに書けばいいのかを身に着けることに役立ちますが、これに慣れたらあとは参考にする最終手段として使いました。これによって論文の形式面や点数効率面についての不安がなくなりました。
◇短答式試験対策について
基本的には過去問を繰り返していました、あとはスマホアプリの短答を空き時間に繰り返していました。これが一番役に立ちましたが、強いていうなら問題を解いていてわからない部分をさっと短時間で確認できる、入門講義テキストが勉強効率を上げていたと感じます。
◇論文式試験対策について
形式面を整えるという点では論文マスターが役に立ちました。どの部分は捨ててどこの部分に点数がふられているかについても、感覚がつかめたことは効率よく勉強するための大きな武器になりました。予備試験は問題が短く書く分量も少ない分、答案作成をする時間よりも知識の吸収に努めました。これのおかげで、何が出ても対応しやすい状態になっていたと思います。
◇口述試験対策について
要件事実の論証集に情報を一元化したことで繰り返しやすくなりました。あとは刑事実務の定石さえやれば、刑事実務は何とかなると聞き実践しましたが、割とそのとおりでした。法曹倫理も必要に応じて、基礎マスターを参照しました。
学生生活との両立について
法科大学院の授業があったので、常に予備試験勉強時間が足りない状態でした。ただ、法科大学院の勉強が予備試験に役立つことも多いので、法科大学院の授業の手を抜くことはせず、空コマをフル活用したり、電車では情報を一元化した論文ナビゲートテキストを常に確認するなど、隙間時間を活用するための環境や教材は整えていました。
特に論文対策として、選択科目と実務の勉強、口述対策は時間がとにかくなかったので過去問をスピード重視で早く繰り返してから必要な部分を重点的に復習することで、効率よく対策できました。
おわりに
予備試験は終わったものの、反省点はかなり浮き彫りになりました。良い機会だったので残り1年でこの反省点を改善して、よいコンディションで司法試験に挑もうと思います。