受験生に寄り添うマインドを持つ塾で学べることを誇りに思います。
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G.Qさん |
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受講講座:司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、予備試験論文直前答練+全国公開論文模試、予備試験口述模試など
法律の学習を始めた理由 | 私の「推し講座」 | 私の「推しフォロー制度」 | 合格のカギ(秘訣) |
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ドラマやアニメ、 小説での姿に憧れて | コンプリート 論文答練 | 試験情報提供 (マイページ・メール など) | 知識量 |
はじめに
司法試験は幼い頃に読んでいた漫画に出てくるキャラクターへの憧れから、小学生の頃から漠然と目指していました。
大学入学後、予備試験ルートの司法試験受験を決意し、大学1年の4月に伊藤塾に入塾させていただきました。
伊藤塾を選択した理由は基礎講座の内容の充実度です。他の受験指導校の基礎講座と比べて、基礎マスターは単純に情報量が多いように感じました。その情報量と合格実績に安心感を覚え、伊藤塾にしました。
私の勉強法
◇基礎学習について
一年目は粛々と基礎マスターを聴いていました。もちろん全てが初めて知る知識なので、ついていくことに必死でした。6月くらいまでは通学していたのですが、体力的にしんどいな、と感じたのでWeb受講に切り替えました。20個くらい未受講の講座をためてしまうこともありましたが、ここで置いていかれてはマズイと考え、なんとか最後の行政法を受け終える頃には追いつくことができました。
基礎マスターは、特に短答との関係で本当に優れた教材だと感じました。大学2年生の頃に短答を受け、7点差で落ちてしまったのですが、直前に基礎マスターを復習し、過去問を一読した科目では20点前後を取ることができていました。初学者が法律学習の基盤を形成するのに基礎マスター以上に優れた教材はありません。逆に言うと基礎マスターをしっかり受講しないと、その後の学習の効率が落ちてしまいます。
私の受講していた本田クラスでは、基礎マスターの教材を更に深く理解するためのパワーポイントや書き込みの指定がありました。復習するときは、それらも含めて理解しようと努めたことが法的思考力の涵養につながったと思います。
◇論文学習について
2年目は論文マスターを予定通りに受け続けました。始めから答案を書いてくるように言われますが、答案の書き方も習っていない段階で自己流に答案を書くと変な癖が付きそうでしたし、何よりそもそも答案を書けるほどの知識がなかったので、予習はできませんでした。それでもしっかりと復習をすれば問題はないとは思います。
論文マスターも当然はじめて論文の書き方・論文用の知識に触れる訳ですので、正直言って、ついていくことに必死です。そのため論文用のインプット教材であると割り切って、書き込み・マーキング・論文ナビゲートテキストへの一元化を頑張っていました。
全科目の受講が終わったら、復習を始めました。この段階でもまだ答案を書くことどころか、答案構成をすることもできなかったので、問題を読んで少し考えたらパワーポイント・答案例を読むという風に進めていきました。大学3年生の論文式試験までに各科目3回位答案例を読みました。しかし、自分で答案の構成を考えるという経験と、網羅的な知識が足りず、落ちてしまいました。
◇短答式試験対策について
先程も言った通り、基礎マスターは短答の勉強に有用なので、まずこれを1周してから過去問を解くと効率がいいように感じました。
2回目の短答受験時は基礎マスターを復習したうえで過去問を各1周して法律科目で140点を取ることができました。
そのうえで、今年の短答は3回目だったこともあり、刑事訴訟法・民事訴訟法・商法・刑法については基本書、憲法・行政法・民法については判例六法を使用して、体系的に知識を修得することに努めました。
全国公開短答模試は本番の2週間位までに通信で受講し、その時点の仕上がりと苦手分野を理解するのに役立ちました。しかも的中する問題が多かったので、これを受けているかどうかだけで単純に数点分の差が出ると思います。
◇論文式試験対策について
大学3年時の論文対策は上に書いたとおりです。その結果が発表されたあとからは、答案を書くこと、論文分野の網羅的な知識を修得すること、それらを一元化した論証集を作成することを目標に勉強を始めました。
まず、答案を書き、論文マスターではカバーされていない分野の問題を解くためにコンプリート論文答練を受講し添削を受けました。コンプリート論文答練は問題の質がとても高いですし、それだけでなく解説の質も高いです。特にポイントの欄で出題者の方が答案作成のコツやあてはめの考慮要素、重要論点についての最新の学説や判例紹介をしてくれるのですが、これらの内容を論証集に反映していくことで、知識のみならず答案戦略も学ぶことができました。本当に素晴らしい講座です。
他にも、市販の演習書を使って論文分野について網羅的に知識を修得していきました。演習書でコンプリート論文答練に備え、コンプリート論文答練でその成果を発揮する、というイメージです。こうすることでコンプリート論文答練の効果を上げることができたと思います。
◇口述試験対策について
伊藤塾の模試を受けることは必須です。ほとんどの受験生が受けるため、出題内容については受験生のレベルが上がりますし、何より形式面・口述試験に独特のノウハウを知ることができるからです。そのうえで、一般的に口述対策に使われている基本書や教材を徹底的に読み込みました。
学生生活との両立について
大学での授業は予備試験の試験科目を中心に取ることでほとんど授業に参加せずとも良い成績を取ることができました。そういった意味では大学生活との両立に困ったことはないと思います。
法科大学院入試との併願について
論文の学習がそのまま法科大学院入試に役立ちますので、入試の3日前から論証の確認をするだけで足りました。過去問についてですが、慶應義塾大学法科大学院はかなり素直な問題が出題されますので、解かなくても不安にならなくていいと思います。
おわりに
伊藤塾は本当に受験生にフレンドリーな塾です。問い合わせには即座に返信をしてくださり、受験会場には、伊藤塾長をはじめとするスタッフのみなさんが応援に駆けつけてくれました。これは他の受験指導校には見られないことで、合格実績だけでなく受験生に寄り添う暖かさを伊藤塾は持っています。そのようなマインドを持った塾で法律家になるための第一歩を踏み出せたことを誇りに思います。