講義をため込まないようにするため、予習・復習を工夫しました

\ 予備試験ルートで司法試験合格 /

S.Y  さん

合格者
中央大学法科大学院(既修)修了
◆ 予備試験合格時 /中央大学法科大学院(既修)2年
◆ 出 身 大 学 /駒澤大学法学部
◆ 受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング・司法試験演習秋生・司法試験論文過去問マスターなど
※プロフィールは、2019年合格時点のものです。

はじめに

司法試験を目指した理由は、自分の身を守る力がほしいと思ったからです。弁護士をはじめとする法曹であれば、それが可能であると考えました。どのように勉強すればよいかわからなかったため、合格者実績が一番よい伊藤塾で勉強方針を固めようと考え、伊藤塾に入塾しました。

私の勉強方法

〈基礎学習について〉

インプットは伊藤塾の基礎マスターテキストで行いました。基礎マスターテキストには予備試験、司法試験に必要な知識がすべて記載されているため、この知識を完璧に定着させることが大切であると考え勉強していました。学習方法としては、まず、講義を3時間聴き、復習を3時間行うようにしていました。私が大切にしていたことは、復習をやりすぎないようにすることです。私が基礎マスターの学習をはじめた際にはすでに憲法が終了し、民法もかなり進んでいたため、未受講の講義がたまっていました。このような状態で復習に時間をかけすぎていては、さらに講義がたまることになり、勉強することが嫌になってしまうと考え、復習は3時間と割り切って講義を消化するようにしていました。合格した今でも、この方法は正しかったと考えています。これから学習をはじめる方で、3時間も復習する時間がないという人は、最低30分の復習でもよいと思います。とにかく講義を消化して、勉強するのが嫌な状態にしないことが大切だと思います。アウトプットでは、論文マスターを使いました。論文マスターは旧司法試験の問題をベースにしており、予備試験、司法試験ともに非常に役立ったと考えています。学習方法としては、答案構成や答案を実際に書いて、講義に臨むといったことを行っていました。論文マスターは予習をしていないと講義で取り扱っている内容がわからなくなるので、予習は必須だと思います。しかし、この予習も完璧にする必要はなく、講義の内容がわかる程度のものでよいと思います。論文マスターでも一番大事なことは講義をためないことだと思います。

〈司法試験に向けた学習について〉

司法試験に向けた学習としては、伊藤塾の司法試験論文過去問マスター、ペースメーカー論文答練を利用しました。司法試験論文過去問マスターには参考答案と再現答案が記載されていたため、どのような答案を作成すればよいかの参考にしました。司法試験は非常に内容が難しいため、完璧な答案を目指すのではなく、どうすれば合格することができるのだろうといったことを考えながら、学習することが必須だと思います。過去問を通して学んだことを実践できているかの確認として、ペースメーカー論文答練を利用しました。