真の法律家・行政官を育成する「伊藤塾」
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自分が講師に質問した内容が何問も試験にそのまま出題されました。

国土交通省

S・U さん(23歳)
 

合格者イラスト
東京大学大学院総合文化研究科在学中
●最終合格:  国家総合職
●内定:国土交通省 
●予定進路先:国土交通省 

  受講講座 :〔入門講座〕 国家総合職(法律区分)本科生+リーガルトレーニング

はじめに

私の出身地、兵庫県相生市は近年人口減少が著しく、活気が失われていました。市民も議員も市役所職員もそのような状況を諦めていたので、そのような状況を悔しい!変えたい!と思って育ちました。
大学3年生の時は、自分の専門である地理を極めて、日本の地域を元気にしたいと思っていました。自分の指導教官も、経産省の東北地方の企業誘致の委員や、大震災後の国土計画委員などをしていたので、そのような形で将来自分は日本のためになれればいいかな、と考えていました。
しかし、自分の研究で現地調査に地方に行って、多くの中小企業の社長さんの話を聴いた時に、シンクタンクや研究者は間接的で、官僚の方が直接的に責任を持つことができると感じました。そこで、自分は後者がしたいと突然思い立ち、大学院には進むことにしたものの、国家総合職を目指しました。

私がとった勉強方法

専門試験(多肢選択式)について

上記のような理由により、私が本格的に勉強しはじめたのは8月くらいで、ライブは憲法など色々と終わっていました。しかし、経済学も含め、一応一通り全てのビデオは見ました。勉強において大事なことは、ビデオを見ることじゃなくて、ビデオの内容を自分の中で消化することだと思います。なので、ビデオを見ることで満足するのではなくて、自分なりに咀嚼することに重点を置くべきだと思います。専門択一試験は、記述の基本にもなるし、高得点をとることによって、後の試験の心の余裕にもつながるので、かなり大事だと思います。頑張ってください!
「これ完」を何回も何回も繰り返す学習方法もあると思いますが、私の場合時間の制約があったので、2、3回しかしていません。しかし、ひとつひとつの肢について、この場合はどうなるか、とか、この判例とこの判例の違いは何だろうとか、ものすごーく自問自答しながら解いていました。私は、法学部ではないのでわからないことが多かったですし、質問できる人も回りにいなかったので、ほぼ全ての講師に毎時間質問していました。みなさん優しく答えてくださいました。自分が質問した内容が何問も試験や模試にそのまま出題されたりもしました。こういうことをできる点が、伊藤塾の良いところだと思います。 
また、私は秋ぐらいから始まるゼミに参加していました。この時、講師から色々質問されるのですが、本当は自分で一人ゼミをできるのがベストだと思います。私も、一人ゼミを割とできている方だと思っていましたが、気づけない視点もあるので、参加して良かったと思っています。

専門試験(記述式)について

法律の記述については、本当に全く経験のないところから始まりましたが、講師がどういう書き方をすればいいかということを教えてくれるので、それに従って自分なりにどういう流れで書くかなどを下書きするようにしていれば、できるようになると思います。記述に関しては、ほぼ講義のカリキュラムに沿ったことしかしていません。

基礎能力試験(多肢選択式)について

ただただ数的処理を解きました。わからない問題があると一問50分くらい考えたりしました。直前は国税の数的処理の過去問を解いていました。文章理解は何もしていません。知識分野もあまり、何もしませんでした。ただ、経済学や財政学が教養試験で出たりするので、経済学・財政学と時事・社会科学を一緒に行うつもりでそこを意識しながら重点的に勉強すれば効率がいいと思います。

政策論文試験(記述式)について

政策論文については、伊藤塾のカリキュラムを行っただけです。変なこと書こうとするのではなくて、普通にわかりやすく書こうと心がけました。

面接対策について

面接対策は…何もしてません。ただ、柳原講師をはじめとする講師の方々の模擬面接は受けました。緊張に慣れるのに役立ったと思います。

官庁訪問について

面接対策も官庁訪問も事前準備は何もしていません。あれこれ準備して、変に自分を飾り立てようとするのではなく、ただ楽しく相手に伝えることを心がけて話しました。

受講形態と伊藤塾の学習個別フォロー

私は自宅で、一人で、しかもインターネットで講義を見れるような集中力が続くタイプではなかったので(ついついビデオを止めて、ゲームしたりしちゃいませんか(笑)?)、定期を買って自分を追い込んで、ライブ講義に行くことにしました。

モチベーションの維持について

比較的遊ぶ時間も取りました。クリスマスと正月はみっちり遊びました。食事のときには御茶ノ水校の前にあるお店に通い詰めて店員さんと仲良くなったり、講師と色々話したり、塾生と食事したりなどしました。

最後に

これから急激に人口減少社会に突入していきます。この先数十年は、日本の国家公務員が一番頑張らなければいけない時期だと思います。それを貴重な経験だと思って、頑張りたいと思います。みなさんもこの国を支えるんだという強い気持ちを持って、試験勉強と官庁訪問頑張ってください。