伊藤塾は講義、教材、個別フォローまで充実しており、価格以上の価値を感じました。講師、スタッフが親身になって話を聞いてくれます。

Ｏ．Ｋさん(22歳）
 

はじめに

大学3年生のはじめから就職活動を意識していましたが、民間企業は採用までのプロセスが大変なイメージがあったので、適正な試験と面接で採用が決まる公務員の方がよいと思い、志望しました。数ある受験指導校の中で伊藤塾を選んだ一番の理由は、やはり料金の安さです。講義の内容、テキスト・問題集の質、面接対策、カウンセリングなどがとても充実しており、価格以上の質があると思います。やはり、独学では自分がやるべきことが漠然としてしまい勉強が手につかないと思います。しかし、伊藤塾では、やらなくてもよい問題・テーマを示していただき、さらにカウンセリングでは、「いつまでに何を終わらせる」という目標を示していただけたことで勉強・面接対策がはかどりました。

私がとった勉強方法

専門試験について
 

まず、講義をインターネットで倍速にして聴きました。わからない部分は何回も聴き返し、理解するように努めました。講義の該当箇所や提示された問題はこれ完で復習し、理解を深めました。これ完は試験で回答する科目に関しては、5回から6回解きました。その効果もあり、本番でも似たような問題が多数出題され得点に繋げることができました。
私は法律専攻ではなく、法律科目は全て単位を落としていました。憲法・民法の内田講師は専門用語をわかりやすい言葉に置き換えたり、テキストに細かいメモを書いてくれたりしていて復習に役立ちました。また、行政法はパワーポイントでの講義が理解に役立ちました。おかげで法律科目での失点はほとんどありませんでした。
また、経済学の青野講師の講義は、グラフを用いての解説が非常にわかりやすかったです。また、必ず解くべきこれ完の問題を示していただき、それを繰り返すことで経済学を得点源にすることができました。

専門試験（記述式）について

東京都と裁判所一般職の試験では記述式が課されますが、どの問題も記述対策テキストにある問題でした。私は、憲法、行政法、行政学、経営学、財政学を選択しましたが、記憶力が乏しいため、テキスト内の問題で過去に出題されていないものに絞って約60問分暗記しました。
どの講師もおっしゃっていましたが、丸々暗記するのではなく論点をいくつかに分けて、答案の構成を頭に入れていきました。本番も構成を思い出しながら過不足なく答案を作成できたと思います。

基礎能力試験について
 

まず、知識分野ですが、私は私立文系大学を政治経済で受験したため、人文科学と自然科学はほとんど頭に入っておらず、また公務員試験での配点も低いため、諦めました。しかし、思想は範囲も狭くて出題されやすいので学習しました。時事も出題が多いため重点的に学習しました。テキストには出題された問題がほぼ網羅されていると感じたので、テキストと相澤講師の講義で十分対策が可能だと思います。
知能分野の数的処理は、はじめは全く問題が解けなかったのですが、稲田講師にご指導いただいたとおり「とにかく手を動かす」ことを念頭に、問題を解くうちに正解までの糸口を見つけやすくなりました。得意とまではいきませんが平均点までは取ることができるようになりました。

教養論文について

教養論文は東京都の試験において非常に重要な科目であると思いました。講師の都庁対策講義や添削を何回も利用させていただきました。数回添削を受けるうちに、論文の書き方が自然と身についていきました。このような添削を受けることができるのは、独学にはない点であると思いました。

面接対策について
 

まず、面接カードの添削を何度も受けました。面接を有利に進めるにはこの面接カードの完成度が非常に重要だと感じました。はじめはいくつもの指摘が付されていましたが、5回以上書き直していくうちに、わかりやすく、強い志望動機をつくることができたと思います。
模擬面接も何度か受けました。この模擬面接は実際の面接よりも厳しい質問が飛んでくるので、本番は割と落ち着いて受けることができました。面接後は志望動機の弱い部分などを親身になってカウンセリングしていただけたので助かりました。

官庁訪問について

官庁訪問は初日から会計検査院を訪問しました。受験者が非常に多いため、待ち時間が長く、面接をする前から心が折れそうになります。6回の面接がありましたが、他の省庁はこれよりも多いところがあるそうです。とにかく体力と精神力が必要だと感じました。

受講形態と伊藤塾の学習個別フォロー 

私はインターネット受講を利用しました。家が都内から離れていたこともありますが、インターネット講義は倍速にすることが可能なため、時間短縮・集中力維持に役立ちました。
個別のフォローについては、柳原講師にはカウンセリングで大変お世話になりました。併願先から、それに伴う必要科目、問題集を終わらせる期限など目標を立てたり、これからの指針を示していただいたり、非常に助かりました。校舎に行くことができないときは、メールでも質問・相談をすることができ、個別フォローが整っていると感じました。 

直前期と試験当日 

直前期はとにかく今まで解いてきた問題やテキストの確認をしていました。また、論文の添削をしてもらうなど、細かいところをつめていきました。試験当日は、多くの賢そうな受験者の雰囲気に圧倒されそうになりましたが、昼休みに音楽を聴きながら外を散歩するなどしてリラックスしました。

合格、内定と進路決定 

国家一般職の会計検査院と裁判所事務官一般職に内定をいただきました。勤務地が固定されていることや、国家予算の使途を全て検査し、よりよい行政を目指すというスケールの大きさから会計検査院に進路決定しました。

受講形態と伊藤塾の学習個別フォロー 

私はインターネット受講を利用しました。家が都内から離れていたこともありますが、インターネット講義は倍速にすることが可能なため、時間短縮・集中力維持に役立ちました。
個別のフォローについては、柳原講師にはカウンセリングで大変お世話になりました。併願先から、それに伴う必要科目、問題集を終わらせる期限など目標を立てたり、これからの指針を示していただいたり、非常に助かりました。校舎に行くことができないときは、メールでも質問・相談をすることができ、個別フォローが整っていると感じました。 

モチベーションの維持について 

やはり1年以上もの間モチベーションを保つのは大変でした。勉強も何もしない日を適度に設けて、友人と遊びに行ったり、ロックフェスに行ったりなどしてメリハリをつけて生活していました。
何か不安があるときは、カウンセリングの予約をして、柳原講師に話を聞いていただきました。何回も予約をしてしまい、お手数おかけしてしまいました。本当にお世話になりました。

最後に 

漠然とした気持ちではじめた公務員試験対策ですが、筆記試験対策、面接対策を通して公務員になりたいという気持ちが強くなった気がします。会計検査院においては、国家予算を検査し、無駄を省き、よりよい行政を目指していきたいと思っています。
最後になりましたが、私がなんとか内定をいただけたのは伊藤塾のおかげです。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
悩んでいる方は一度説明会に参加してみるとよいと思います。スタッフの方々、講師の方々が親身になって話を聞いてくれると思います。