定評ある法律科目の講義と、受講生への手厚い学習サービス。伊藤塾の指導に沿って勉強すれば、高い得点力が身につきます。
S.Bさん(28歳)
◆ 最終合格 : 国家一般職、国税専門官、埼玉県
◆ 内 定 : 防衛省海上自衛隊(国家一般職)
◆ 予定進路先: 防衛省海上自衛隊
●伊藤塾受講講座:
〔入門講座〕地方上級・国家一般職本科生+択一・記述トレーニング
〔オプション〕併願会計学、併願商法
※プロフィールは、2015年合格時点のものです。
はじめに
公務員を目指した理由を正直に言うと、キャリアアップを目指し、より魅力的な職場で働きたいと思ったからです。
伊藤塾を選んだ理由ですが、公務員試験の中心となる法律学に極めて強いという点が魅力的だと感じたためです。
法律は毎年新設・改正があり、独学では対応が難しい面があります。そして公務員試験でそこは集中的に狙われます。しかし伊藤塾では該当科目の法改正がある場合には追加講義等で、改正のポイントや問われる内容を予測する受講生に手厚いアフターサービスがあり、感激しました。そういった点でも伊藤塾をオススメします。
私がとった勉強方法
専門試験(択一式・多肢選択式)について
講義を受け、講師の方々がすすめる勉強法を必ず実践し、これ完をひたすら繰り返していました。講義は、法律学は 1 回、はじめて触れる教科に関しては最低 2 回視聴しました。これ完に関しては基礎問題を 8 周、応用問題を 4 周しました。
苦手意識を持っていた経済学に関しては通常の講義後に基礎問題に挑戦した上で択一トレーニングで応用問題の取り組み方を学びました。類似問題が出ても対応できるレベルまで青野講師に引き上げていただき、最終的には得意科目になりました。
国家一般職の本試験では行政学・民法(総則物権)・行政法・ミクロ経済学・マクロ経済学・財政学(経済事情)と、 8 科目中 6 科目で満点を取れ 、面接や論文といった二次試験の結果を待つことなく、一次試験の結果だけで最終合格点を獲得できました。他試験でも専門試験は 7 割を下回ることがありませんでした。
専門試験(記述式)について
専門記述に関しては憲法と経済学を中心に勉強しました。憲法に関しては内田講師がテキスト巻末の論証カードで十分戦えると話してくださったので、伊藤塾への通塾中に毎日、カードに目を通していました。経済学は記述トレーニングのテキストを暇なときに目を通すくらいでした。択一試験に向けて猛勉強していたのでどんなテーマが出題されても答案のネタに困ることはありませんでした。
基礎能力試験(多肢選択式)・教養試験(択一式)について
数的処理・自然科学が苦手だったのでそれ以外の科目で満点を取れるように全力を注ぎました。特に時事は専門試験にも関わる部分が多いため、相澤講師の講義は何度も聴き直しました。坂本講師の人文科学はわかりやすく、思想・哲学など独学では理解しづらい分野でも理解が進みました。苦手な数的処理は講義で出題された問題と基礎力養成編のこれ完と直前講義で稲田講師が厳選した問題を中心に演習し、落とすことのできない問題を確実に得点することを心がけていました。
一般論文試験・教養論文試験(記述式)について
国家一般職の論文試験は、大多数の受験生の予想を敢えて外した問題を出題し、対応力を見ている気がします。坂本講師の講義を受けて論文の書き方を学び,添削を受けて、新聞を読んだりするくらいの対策で留めるのが無難です。また裁判所の教養論文は1、 組織で働くうえで価値観・年代の異なる者とどう協働し、また構成員や国民との意思疎通をどう図っていくか、2、社会人と学生の違い、という 2 つの大きなテーマに大別されると思います。面接対策にも深く関わる部分なので裁判所を受験しなくても早いうちからこれらのテーマについて考えておくといいかと思います。また私の受験した埼玉県庁は教養論文でどれだけ埼玉県のことを知っているかを重視している印象を受けました。埼玉県庁の論文は二次試験で書くことになるので、一次試験後に知識を蓄える勉強をおすすめします。
面接対策・模擬集団討論について
面接対策としては 11 月から面接カードを講師の方々に見て貰い、添削して貰っていました。一次試験後からの対策では遅すぎます。また面接は場数を踏むことで緊張が減り余裕ができ、相手の顔色を見ながらその場で自由に話を組み立てることができるようになってくるので直前期には模擬面接を受けるのをおすすめします。そして面接対策 BOOK をもとにどのような質問が飛んでくるか予想しておくと良いかと思います。模擬集団討論については社会人として何度も会議やプレゼンをする機会があったため、対策はしませんでした。
官庁訪問について
個別カウンセリング で,相澤講師から試験前や一次試験終了後の個別説明会や職場見学会、座談会が極めて重要だと教わっていたので積極的に説明会等に参加しました。実際に官庁訪問面接の導入で説明会や座談会の参加回数を聞かれ、第1志望では面接官の課長に顔まで覚えて貰っていたようです。伊藤塾の官庁訪問直前小教室も訪問戦略を立てるうえでとても助かりました。
受講形態と伊藤塾の学習個別フォロー
私は通学フレックスクラスで御茶ノ水校に通っていました。家だとどうしても遊んでしまうので毎日通学していました。インターネット受講は1回聞いただけでは理解できなくても、もう一度聴くことができるし、知っている所は早送りすることもできます。そこで空いた時間を有効に使えるので受験勉強のスタートが遅かった人でも簡単に追いつくことができるのが利点です。
直前期と試験当日
暗記科目を総ざらいしていました。ここで気を抜かず、逆に勉強時間を増やしたことが勝因だと思います。試験当日ですが、遅刻は何としても避けたかったので試験前日の午後 6 時に就寝、深夜 1 時に起床し直前マスターの出題予想部分の復習をしていました。
合格、内定と進路決定
国家一般職(防衛省海上自衛隊)と埼玉県庁、国税専門官に合格しました。県庁に辞退連絡した際に、強い慰留を受け意向聴取で職員 4 人に囲まれ説得され県庁に傾きかけましたが、最後は国防に携わり、自衛官との協働を通じ国民を守っていきたいという思いが諦めきれず第 1 志望の海上自衛隊を選びました。
モチベーションの維持について
伊藤塾は講座の提供だけではなく、アフターサービスにも力を入れています。インターネット受講では周囲に受講生がいなくモチベーションの維持が難しいという欠点があります。しかし年明けから塾主催の小教室が頻繁に開催されていたので私も東京校まで参加しにいき、直に講師の方々の講義を聴き、まわりの受講生の存在にも励まされました。そういった機会を提供してくれた伊藤塾にとても感謝しています。
最後に
既卒・高齢受験はハンディキャップがあるのでは、と不安になっている方もいるかと思います。しかし、個別説明会や官庁訪問などに参加すると思いの外、既卒・高齢者の方が多く(体感では 3 割程)、実際に多くの方が採用されています。臆することなく挑戦することが大切だと思います。