真の法律家・行政官を育成する「伊藤塾」
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WEB講義なら,社会人でも安心して勉強を継続できます。メールや電話での質問受け,個別相談など学習フォローも状況に合わせて利用できます。

名古屋市役所

Y.Kさん

 

合格者イラスト
◆出身大学 : 岐阜大学工学部卒
◆最終合格 : 名古屋市(行政一般)
◆内  定 : 名古屋市(行政一般)
◆予定進路先: 名古屋市役所 ●伊藤塾受講講座:
〔入門講座〕地方上級・国家一般職本科生+択一・記述トレーニング

はじめに

私は民間企業で技術開発に携わっておりましたが、もっと人と接する仕事、人の役に立つ仕事に就きたいと思い、公務員を目指すことにしました。伊藤塾に入塾したのは受験前年の12月です。また伊藤塾を選択したのは、働きながら受験勉強を行うにあたり、インターネットでの受講や面接練習の柔軟な日時変更に対応していただけるのが伊藤塾であったこと、また名古屋周辺の公務員対策を行う受験指導校の中で、相談に乗っていただいた講師の回答が最も丁寧で、また質の高いものだったことから伊藤塾に決めました。独学で行う選択肢もありましたが、伊藤塾に入塾し、所属分野が全く異なる社会人として受験する中で筆記・面接対策を的確にしていただけたことが合格の決め手になったと思います。

私がとった勉強方法

教養試験(択一式)について
 

私が受験した名古屋市(行政一般)は教養試験のみでしたので、教養試験の対策をお話しいたします。私は社会人であり、また本来の分野が理科系でしたので、限られた時間の中で、自分が極力勉強時間をかけずに得点を狙える分野を得点源にする方法をとりました。使用したものはこれ完のみです。
数学・物理・化学は高校時代の内容を思い出し、また当日まで忘れない程度に問題を解きました。数学はあまり得意ではない図形問題を1題+その他の分野1題、化学は理論化学で解けない問題はほとんどありませんでしたので、無機化学・有機化学の知識問題をそれぞれ1題、物理は力学が高確率で出題される傾向にありましたので、力学を1題+その他の分野を1題、進めました。数学・物理・化学を日替わりで 1 分野解いていました。よって、対策自体に時間はあまりかけていません。
英語については、単語帳などは使用しませんでした。ターゲットが広すぎて、成果として現れる可能性が低すぎると考えたからです。対策はこれ完の中から、名古屋市で出題傾向の高いニュース関係の英文問題をピックアップし、慣れる感覚を身につけようと考え、2日に1題程度で対策を行いました。
社会科学はこれ完を解いていく過程で、社会科学という分野の内容や傾向、知識をつかんでいきました。名古屋市政治や時事の出題傾向が強いと聞いていたので、哲学思想などは後回しにし、政治・時事、また経済学も時間が許す限り、毎日少しずつ勉強しました。
また現代文は、問題を解きながら、正答を狙ううえでどのような点に着目しながら問題に当たるべきなのかをつかむように意識しながら、5月頃から1~2日に1題程度解くようにしていました。
古文や漢文、日本史や世界史などは予備知識がないうえ、時間を割いていると他分野に影響が及ぶと考え、対策は行いませんでした。

論文試験について

名古屋市の論文は、個人の経験を問うもの、たとえば「これまで所属した組織を通じて得たものは何か」といった出題が多いので、テキストに書いてある基本的な項目を押さえたうえで、上記のような傾向の出題に使えそうな経験をピックアップしておきました。問題がわからない以上は具体的な対策も難しいので、印象に残っている経験、公務員の業務に役立ちそうな経験を準備しておきました。もちろん、公務員試験ですので、その経験が公務員としてどのように役立つのかを、出題内容に合わせて記述する瞬発力は必要です。

受講形態と伊藤塾の個別学習フォロー 

働きながらの試験対策でしたので、在宅インターネット受講を選択しました。残業などで帰宅時間がバラバラになりますが、インターネットであればすぐに受講ができ、わからない点は何度でも聴き直しが可能なので、社会人にとっては非常にありがたいコースでした。また、ちょっとした疑問についてもメールや電話で詳細に回答していただけるので、書籍で調べたりする時間が節約できるどころか、自分の状況にぴったり合ったフォローをしていただける点が心強かったと思います。


直前期と試験当日 

筆記試験については直前期になってもやることは変えませんでした。ただし、試験前日は当日に疲労を残さないためにも、ほとんど勉強はせず、リラックスして過ごすことにしました。試験当日はテキストを見返しても、わからない分野が目に入って不安になるだけだと思い、復習などはせず、試験会場を散歩したりして時間をつぶし、そのまま試験に臨みました。面接試験直前は、考えた回答がスラスラ答えられるように実際に声に出す練習をしていました。当日は、講師の方とのやりとりを思い返したり、考えた回答を再度思い返したりしていました。


モチベーションの維持について 

基本的には何も考えずに自分で決めたノルマをこなしていくようにしました。熱くなりすぎず冷めすぎず、という状態が自分にとって勉強をするうえで最も良い状態だと思っていたからです。モチベーションが下がっていると思った時は、「合格したらこういう良いことがある」と想像して、モチベーションを維持するようにしました。ただし、ダメだと思えばその日は一切勉強せず、翌日から同じペースで再開するようにしました。


最後に 

公務員になったら、民間企業で培った知識や経験を活かしつつ、できる限り市役所を良い状態にしていけるように常に改善をしていけたらと思います。どんな仕事も面倒がらず、良い状態でその仕事を終えられるようにしていきたいです。試験対策は戦略も大事ですが、気合で決まる部分も少なからずあります。ご自分なりのペースと方法で自分を奮い立たせ、勉強を続けて、合格を勝ち取っていただきたいと思います。