伊藤塾の「入門講座」でなかったら全科目が終わる前に投げ出していたと思います。

横山 博之さん(31歳)
 

合格者
専業受験生 【受 験 回 数】4回 【受講講座】 〔入門講座〕司法書士入門講座本科生
※プロフィールは、2010年合格時点のものです。

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

私が司法書士という資格を知ったのは宅建の資格を取ったころでした。宅建の勉強をしていて法律を学ぶ楽しさを知り司法書士にも興味をもったのですが、あまりの合格率の低さに当時は挑戦しようとは思いませんでした。
その後、不動産関係の職に就き約2年間つとめました。退職したころ、ちょうど伊藤塾出身の合格者で知人でもある正木浩司先生が司法書士試験に合格したことを知り、司法書士の業務や試験のことについていろいろと話してもらい、司法書士が独立開業に大変有利な資格であること、業務の内容(特に登記関係)に魅力を感じ挑戦してみようと思いました。
伊藤塾に入塾したきっかけは、正木先生が伊藤塾で合格されたこともあったのですが、伊藤塾のパンフレットが見やすかったこと、受講料が安かったことです。講義は丁寧で話し方もやさしく、私には最適の講義だと直感しました。

わたしがとった学習方法

(1)学習開始時期について
2005年12月頃からDVDやテキスト等が送られてきて、勉強をはじめました。
私は宅建の勉強で法律の勉強をしていたので、あまり抵抗なく司法書士の勉強に入っていくことができましたが、司法書士試験は範囲も広く、かつ知識の深い理解が必要だと勉強を始めて気付きました。
「入門講座」の講義は丁寧で話し方もやさしく、分かりにくい論点・判例等を分かりやすい解説でした。また、講義の合間にご自身の過去の講師経験の話や励ましのメッセージをくださり、折れそうになった私の心を何度も救ってくれました。伊藤塾のテキストも分野ごとにまとまっており、過去の出題実績が分かりやすく記載してあったので復習の際に大変役に立ちました。 
(2)入門段階の択一式対策について
とにかく講義を聴いた後、テキストを読み返しました。特に「入門講座」から指摘があったところに重点をおき、分からない部分は講義を聴きなおしました。講師がなるべく早い段階に過去問を解いたほうが良いともおっしゃっていたので講義を聴いた分野の過去問も講義を聴いた日に解きました。翌日はまた過去問を解き、テキストも読み返しました。私はDVDクラスでしたのでこのような形でどんどん講義を進めていきました。すべての講義が終わるまでほぼこの形を徹底しました。講義終了後は過去問を解き、分からない部分はテキストを読みました。
(3)入門段階の記述式対策について
不動産登記法・商業登記法ともに講義中の演習問題(基本雛型)でやった問題を時間があるときに解いて覚えました。また、記述式演習の講義も活用しました。不動産登記法では、なぜこの添付書面が必要なのか、連件申請の場合はどうしてこの順番になるのかを意識して問題を解き解説を読みました。こういったことが択一式にも役に立ったと思います。
商業登記法は、初めとっつきにくくどうしてやっていけばよいか戸惑いましたが、何度も基本雛型・記述式演習の問題を繰り返していくうちになんとなくできるようになっていきました。
また、伊藤塾の山村講師が書かれた書籍「うかる!記述式 答案構成力 実戦編」を購入して解きました。
(4)総論
私の一番の反省ポイントは、あいまいな知識をあいまいなままほうっておいたことです。しっかりやっていれば2年目で合格できたと思います。
合格のポイントとしては、過去問・テキスト・条文の繰り返し、基本に忠実だったことだと思います。

伊藤塾の各講師陣へのメッセージ

小山講師へ:小山講師の講義には元気を頂きました。小山講師の「とける!択一式」の講義のおかげで自分の弱点の克服や理解の浅い部分に気づくことができました。
蛭町講師へ:蛭町講師の流れるような講義には感動しました。特に蛭町講師の「とける!登記法」の講義は登記法のレベルアップに非常に役に立ちました。
山村講師へ:山村講師が講義中におっしゃった「あいまいな知識・記憶で問題を解くな」という言葉は問題を検討する際に役に立ちました。

最後に

私のわがままを通してくれた家族、ずっと励まし続けてくれた友人には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。受験仲間・伊藤塾のスタッフの方々にもお世話になりました。ありがとうございました。皆さんの期待に恥じないような司法書士になれるように頑張りたいと思います。
最後に、これから司法書士を目指される方・既に勉強中の方、諦めずに頑張ってください。私の体験記が少しでも皆さんの役に立てれば幸いです。
(2010年11月・記)