伊藤塾の中上級講座・少人数制のゼミで力をつけることができました

K.Nさん
 

合格者イラスト
明治大学農学部卒業
●受 験 回 数:6回
●受 講 講 座:〔中 上 級 講 座〕択一実戦力養成答練・記述式「答案構成力」養成答練・記述式スキルアップ講座・ツーステップ登記法講座 〔ゼミ〕思考力完成ゼミ 〔直前対策講座〕うかる!記述式「合格への直前予想編」択一クライマックス総整理 〔模試〕全国公開模擬試験


※プロフィールは、2011年合格時点のものです。

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

突然病気になり会社を辞めたことで、また何かあったときのために何かの資格を取得しようと思い立ちました。資格講座説明会で司法書士という資格があることを知ったことがきっかけになりました。その流れで、他の受験指導校で司法書士の勉強を始めました。2年目の試験の結果、択一の基準点まで微妙に届かない点数を見て、何とかしなければと思い司法書士の試験会場で配布していた資料を見ていたところ、伊藤塾でゼミ形式での講義があることを知りました。聴いているだけの講義よりも得るものが大きいだろうと思い、説明会を聞きに行きそのままゼミを取ったのが入塾のきっかけです。

私がとった勉強方法

入門段階

法律は全くの初学者でしたので、講義を聴き大切だと言われたところを暗記するように心がけるのが精一杯でした。テキスト、答練重視の勉強をしていたと思います。

中上級段階

択一対策:基本的に、過去問を中心に解き、条文やテキストを参照するということを行いました。また、ゼミを受講していた時には、ゼミでやった範囲で苦手な部分をレジュメにメモをするということも行いました。
記述式対策:初学者のうちは、記述を解く際に答案構成はまったく行いませんでした。(点数はもちろん悪いです)。山村講師の「できる!記述式」を受けて、答案構成の必要性を実感し自分でも行うようになりました。自分だけがわかれば良いので、記号を使うなど時間がかからない方法など考えつつ問題を解きました。問題を解いて少しでも引っかかるところは、「とける!登記法」の詳しいテキストを参照しました。また、「記述式リアル答案徹底解析講義」の講義を受けて、減点の少ない答案を書くように心がけるようになりました。

直前期の勉強方法

択一対策:過去問の古いものをばらして年代別に解き、5肢全てがわかったものは破いて捨て、わからないものがあった問題については、条文やテキストを調べるということを行いました。苦手なところが残るので、繰り返すようになるのが効率的だと思いました。
記述対策:なるべく多くの問題を効率的に解きたいので、手持ちの問題(記述の問題に関しては、過去の答練や模試の問題やできる記述式の問題を取っておきました)を、解く際に答案構成は時間を計って行い答案はラフに書くということを中心に行いました。
 

試験当日

午前中は、憲法から順に解きました。憲法の一番目から悩んで時間がかかったため、飛ばして他の問題に行こうかと思いましたが、午前の問題で時間が足りなかったことはないと自分に言い聞かせ、模試と同じ順に解答しました。
午後は、択一から解答をはじめました。1時間10分程度かかったのではないかと思います。記述はいつも商業登記法から解きはじめるので商業登記法を開けると、登記記録の抜粋が見慣れない形をしていました。それだけで焦りが生じ問題を読み進めてもきちんと処理できずどうしようと思ったところで時計を見たところ、まだ1時間40分あるのに気がつき少し落ち着いたのでいつもどおりに解くことに専念しました。商業登記法に時間がかかったので、不動産登記法を解きはじめた時には残り45分くらいになっていたと思います。答案構成を行い、悩みどころもありましたが何とか解答をまとめました。

総論「私の合格ポイントと反省ポイント」

合格点は、記述を解く際になるべく時間を決めて解くようにしたことかと思います。
反省点は、緻密なスケジュールを立てなかったこと。細かいスケジュールを立てると、終わらなかった場合にストレスになるので、1週間~1ヶ月位でこの程度やるという大まかなスケジュールしか立てませんでした。結果、直前期に弱点として残ったものが多くなったような気がします。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー

講義(主に蛭町講師の記述)を音声ダウンロードして、電車の中で聞きました。また、散歩等に出かける際にも聞くこともありました。WEBでの復習も便利ですが、音声ダウンロードは場所を選ばないので更に便利に活用しました。

伊藤塾の各講師陣についての感想・メッセージ

まず、伊藤塾に通うきっかけになったゼミを担当されている関講師。私はお茶の水で取っていたので人数が少なくいつ当たるか分からない緊張感がよかったです。このゼミのおかげで受講生と顔見知りになり、勉強の情報交換をできるようになったことはとても有益でした。ありがとうございました。

最後に

法律に全く縁のないところからのスタートでも、地道に積み上げていけば合格できるのだと思います。受験回数が長引き永遠に合格しないような気になり、落ち込む日も多くなりましたが、それでも続けていれば必ず合格する日は来るのだと思います。