入門講座の講義はわかりやすく、初学者の私の中にも抵抗なく入ってきて、聞き慣れない法律用語の多い講義も嫌になることなく受講できました。
勉強は講義を受けた後、復習と該当箇所の過去問を解くということの繰り返しでした。当然ですが学生の１人暮らしの部屋のこたつ台で受ける講義は、校舎に通って受ける講義と比べると明らかに集中力に違いがあります。
私の場合は地理的に通学が不可能な状況だったので在宅しか選択肢がなかったのですが、集中力に違いがあるということをもっと自覚して、通学で講義を受ければもっと吸収できたかなと思い、もったいなかったと思っています。また、これは合格する今年まで常に意識してきたことではありますが、できるだけ理解して覚えるように心がけました。もちろん最初は理解できなくてもとりあえず覚えるというところから始まりましたが、やはり暗記には限界がありますし、理解すると長期記憶になり、もし結論を忘れてしまった場合でも自分で導き出せるようになります。また、ひとつ理解できると他の事柄の理解にもつながったりして、モチベーションが上がるというのもいい点です。理由についてテキストに記載がなかったり、講義で触れられなかったものは、塾生の部屋の質問制度を利用して、理由を教えていただいたりしました。