大学の授業と部活を両立させながら伊藤塾の講師の支えで合格にたどり着けました

山本 真吾 さん(23歳)
 

合格者イラスト
明治大学法学部卒業 専業受験生
◆受験回数: 2回
苦手科目民事訴訟法
◆主な受講講座〔入門講座〕 司法書士入門講座〔中上級講座〕記述式「答案構成力」養成答練〔ゼミ〕合格への「思考力」完成ゼミ〔直前対策講座〕直前パック  

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 大学3年になる前卒業後の進路を考えていましたが漠然と法律を扱う仕事がしたい、法律で人を助けられる仕事をして必要とされる人間になりたいと思っていました。しかし、心のどこかで弁護士になりたいけど今からだと無理だなと諦めていたところ本屋で伊藤塾のパンフレットをみて司法書士という職業を知りました。弁護士より早く法律家として活躍できる資格はこれしかないと思ってすぐに講座の申し込みに行きました。

私がとった学習方法

入門段階の勉強法

 入門講座の時期、私はスポーツ推薦で大学に入ったため大学4年の11月まで部活をしなければならず、大学の授業が終わった後は部活をやるという生活でしたので昼は授業を受け空いた時間は図書館で勉強して部活に行くというスタイルでした。 勉強内容は基本的には前日の講義でやった内容、 1週間前の講義の内容、 1ヶ月前の講義の内容を読み返し、該当箇所の過去問を解くということを毎日やっていました。記述式は雛型の暗記と基本問題をひたすら繰り返していました。
 1年目の試験の結果はおそらく単純な勉強不足が原因で午前も午後も基準点より10点ほど低い点数でした。
 2年目も年内は部活があったので基本は1年目と同じように勉強していましたが入門講座はもう終わっているので、とりあえず年内に全ての範囲のテキストと過去問はやろうと目標をたて、空いている時間は全て勉強していました。冬になると部活は引退するのでいままで部活にあてていた時間を全て勉強につぎ込むことができ部活引退後から本腰を入れて勉強を始めました。1回目の受験で記述式の答案構成用紙の使い方が全くわからなかったので、山村拓也講師の記述式「答案構成力」養成答練を受講し記述式対策を始めました。それまではひたすら雛型を覚えて書くという作業を繰り返していました。山村講師の答案構成のやり方をベースに不登法は被相続人に色ペンでしるしをつけ被相続人の財産を見逃さないように登記にもしるしをつけるなどして工夫をしました。講座を受講した後は毎日1問でもいいので記述式の問題を解くように心がけていました。択一式はひたすら過去問を解くというのをやっていたのですが、実力診断テストで1回目の本試験と大差ない成績で本当にこのやり方であっているのか不安なまま直前期を迎えました。

直前期の勉強法

 実力診断テストで思うような結果が出せなかったまま直前期に入ってしまい直前パックというものを取りました。 その中の択一クライマックス総整理という講座にかけるしかないと思っていたので講座が始まったら講義の進行より早くテキストを進めていき過去問はやりませんでした。クライマックスのテキストは左が問題右がテキストという形式でアウトプットとインプットが効率よくでき、表などを多用してあるので比較や論点整理にはとても役に立ちました。特に表は頭の中でそのまま出てくるようにするためひたすら繰り返し復習しました。本試験までには一週間で一周繰り返し復習できるようになり合計9回復習しました。本試験で出題されるA、Bランクの問題はほとんどと言っていいほど網羅されていますので満点はとれなくてもクライマックスのテキストさえ完璧にすれば択一式については合格点までいくと思います。
 記述式対策は答案構成力の問題を1問毎日繰り返し解いていました。記述式の過去問は全くやっていません。答案構成力の問題は論点が多く含まれているためこれさえ解いていれば記述式の対策としては十分だと思います。

試験当日について

 模試は伊藤塾のものも含め3回受け、模試でやったとおりに本番過ごすことだけ考えていました。自分の勉強時間を記録したものをみて根拠のない自信をつけたりして不安に押しつぶされないように必死で過ごしました。模試でやったことを本番でもそのままやっていたので特に焦ることもなく試験に集中できました。択一式の問題はクライマックスに出ているもの出ていなかったものの判断はできたので、出ていなかったものは無視して、組み合わせで問題を解くようにしていました。この方法は時間の短縮にもなり、見直しに時間をかけることができたので落ち着いて解くことができました。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー

 テキストでわからないところがあってもクラスマネージャー制度を利用して教えてもらうことができるのでどうしてもわからないところは積極的に利用して理解を深めることができました。

伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ

 入門講座では法律家のあり方や司法書士としての志の持ち方など合格後司法書士としてどう仕事をしていくかなども含め本当に多くのことを教えていただけました。本当にありがとうございました。また、山村講師の講座のおかげで私は合格することができました。1人の力だけでは途中で諦めていたかもしれません。しかし、伊藤塾の講師の方々の支えがあったのでここまでたどり着くことができました。

最後に

 冒頭でも書きましたが、私はスポーツ推薦で大学に入ったのでハッキリ言って頭は悪いです。高校も偏差値で言ったら真ん中より下です。1年目は基準点とかの話ではないくらい点数は低かったです。
 だけど次の年には受かりました!私が言いたいのは自分がすごいだろということではありません。この試験は勉強さえすればこんな頭が悪くても受かるんです!   
 もし、今年思うような結果が出ずに落ち込んでいる方、基準点なんて話にもならなかった方、絶対あきらめないでください!あきらめず粛々と勉強していれば必ず受かります!