人生の「再チャレンジ」をかけて司法書士試験に挑戦。講師の話を聞いて、すぐに伊藤塾で勉強を始めることにしました

貫名 真人 さん
 

合格者イラスト
ホテルマン
◆受験回数:5
◆主な受講講座〔入門講座〕 司法書士入門講座〔中上級講座〕演習パック、うかる!記述式、〔模試〕全国公開模試  

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 私の出発点は、当時身を置いていた職種での挫折でした。限界を感じましたが、30代での転進はなかなか理解を得られません。「手に職をつける」「資格取得」をキーワードに必死に捜し求めていた時、ふと手にした物が法律系資格の基本書でした。
 「とにかくかじってみよう」と読み進めてみると面白く感じましたので、学習を始めました。司法書士を目指したのは、試験が実務に直結しておりその職域が広く興味深かったからです 
 学習を始めた頃周囲からは「安易」「無理」といったことを言われましたが、気にしませんでした。あきらめず最終的に合格すれば良いのです。司法書士の基本書は、他資格のように一冊本ではありません。当たり前ではありますが、記述式の問題など初学者にはチンプンカンプンでした。
 そこで素直に受験指導校を利用することにしました。最大手のA校と自宅最寄りのB校を検討した後、もうひとつぐらい検討しようと思い、伊藤塾山村クラス入門講座の説明会に出かけました。山村拓也講師は気さくに声を掛けてくださり、また短時間ながらも熱血さがひしひしと伝わってきました。熱い人間が好きな私はすぐに受講を決めました。最初はインターネットの通信講座を検討していましたが、山村講師に「講義の本分は生講義。できるだけライブ受講して出られない時にインターネットで補ったらどうか?」というアドバイスをいただき、ライブ受講をすることを決めました。

私がとった学習方法

私は優等生ではありませんでしたが、やる気をもち続ける努力をしました。入門講座のみならず中上級講座でもいつも3列目の中央に席を取りました。コンサートでもスポーツ観戦でも近くて良い席はチケットも高いのに、講義は同じ料金です。記述式講座で指されて間違えても良いじゃないですか。むしろ間違えることによって憶えるわけですから。ライブ講義を受講される皆さんには、ぜひ恥ずかしさを乗越えて積極的になっていただきたいと思います。

最後に

 私にとって受験時代の大きな宝は山村クラス入門講座の仲間たちでした。年に何回かクラス会があり、定期的に励まし合うことでモチベーションを失うことなく学習を続けられました。合格することができたのは、講師の皆様と仲間たちの存在があったからだと思います。諦めようと思ったことは一度もありませんでした。特に、皆をまとめていつもクラス会を企画してくれている友人には感謝してもしきれません。前年に合格した彼の「待っているから早く来い」の言葉は大きな心の支えになり、応えることができました。
 学習を始めた頃、時の総理大臣が「再チャレンジ」を提唱しており、私自身その言葉をかみしめておりました。そして「その後挫折した」その人自ら「再チャレンジ」し野党党首に返り咲き、その後さらに総理大臣に再登板しました。時を同じくして合格することができましたが、私自身にとって本当の再チャレンジはこれから始まると思っています。
 これから合格される皆様、辛い時期が何度も何度もありますが諦めない心を保ち続けてください。