大学生は司法書士の学習に絶好の機会です。福満賢一講師の熱心で事細かな指導のおかげで合格できました!
我妻 龍佑(ワガツマ リュウスケ)さん (22歳)
受験回数:2回
主な受講講座
【入門講座】 入門講座本科生(福満クラス)
【中上級講座】 演習コース、択一直前総整理講座、絶対合格ゼミ、出題の手口から本試験を知る講座
【直前対策講座】 実力診断テスト、直前パック
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
勉強を始めようと思ったのは大学1年生の夏休みでした。大学生になり自由に使える時間が格段に増え、漠然とアルバイトなどをしながら過ごしていたのですが、最後の学生生活ということもあり何か勉強の面でも目標を持ちたいと思ったことがきっかけです。
伊藤塾を活用した私の学習方法
入門段階の学習法
入門講座は、福満賢一講師の通学ライブクラスを受講しました。ライブクラスにしようと思った理由は、伊藤塾まで通学することで普段の生活とは異なった場所で勉強でき、講師を目の前にすることでより集中できるだろうと考えたからです。わからなくてもとりあえずは前に進むことが必要な法律の勉強において、勉強開始時は苦しいことも多いです。
この時期はとにかく講義の日は伊藤塾に通い、次の日インターネット配信された前日の講義を見直し、メモできなかったことをメモするということを続けていました。問題演習は、入門講座に付属していた問題を、講師の指示に従って解くことで精いっぱいでした。
中上級段階の学習法
1年目は、択一に関しては過去問とテキストを往復することで終わりました。記述に関しては、福満講師の答案構成法に従って入門講座に付属していた問題を繰り返し解きました。そのほかに、日本経済新聞出版社から出ている山村拓也講師の書籍「うかる! 司法書士 記述式答案構成力」を問題集として購入して繰り返していました。
最初の受験を終えて「自分が受験する試験では過去問が問われるわけではない」という当然のことに気づきました。身につけるべきは過去問の正誤ではなく、過去問で問われている知識です。
そこで、受験後の年内の学習は過去問とテキストの往復から、過去問で問われる知識の記憶・理解、つまりテキストを覚える学習にシフトしました。問われ方の切り口は様々といっても、問われる背後の知識は1つです。
しかし入門テキストの量は膨大なため、年明けからは「択一直前総整理講座」のテキストをメインテキストに、それをひたすら繰り返すことにしました。入門講座の講義テキストは「択一直前総整理講座」のテキストで物足りないと感じたときに見る参考書という位置づけで使用しました。記述については、山村講師の「記述式答案構成力養成答練」の問題を繰り返し解きました。
直前期の学習法や試験当日について
1日のスケジュールは、午前:「記述式答案構成力養成答練」の問題演習→午後:「択一直前総整理講座」のテキストの暗記というものでした。「択一直前総整理講座」のテキストの暗記によって絞り込まれた知識が定着してきたのか、記述を解く時間が徐々に短縮されていきました。記述独自の勉強は問題を解きながらのひな形の暗記くらいだったので、やはりこの試験の基礎には択一の勉強が位置しているのだろうと実感しました。択一知識の暗記をしながら、記述を意識できるようになることが重要だと思います。
試験当日までの準備として、模試の時に、昼食に食べるもの、朝・昼の空き時間に見る資料などを決めて余計な迷いが生まれないようにしました。2014 年度は個数問題の増加など、受験生に手応えを感じさせないような問題になっていたと思いますが、当日までに試験時間以外の行動を決めておいたことで、昼休憩の時に終わった午前の問題をクヨクヨ振り返ることなどはせず、機械的に午後の勉強に向かうことができました。
伊藤塾講師へのメッセージ
福満賢一講師
試験勉強において初めて受講した福満講師の講義は、今でも最も印象的です。初学者にとって入門講座序盤では、何が重要なのか、そして何を質問すれば良いのかさえもわかりません。
まず福満講師の講義の特色として「重要点にマーカーを引くよう細かく指示をくれる」という点があげられます。当然のことのようですが入門講座において重要箇所を明確に指摘していただくことは非常に重要だと思います。
次に「一言でいうならば」と規定や制度趣旨を端的に言い換えて表現してくださる点です。人に説明できるようになれば理解は完璧です。特に重要な事項の勉強については講師の表現を真似することから始めていました。
一見当然のようなことばかりですが、それをここまで熱心に事細かに徹底して指導してくださる講師はいません。きめ細かな入門講座は必見です。
福満講師のもとで培った基礎がなければこの合格はなかったと思います。本当にありがとうございました。
最後に
人々と法律家をつなぐことを目指し、司法へのアクセス・利便性の向上に貢献したいと思っています。同じ教室で講義を受けていた社会人の方々のお話を聞いたことで、勉強だけできる環境がいかに貴重か気づかされました。
司法書士の勉強をしてみようと考えている学生の方がいれば、大学生は絶好の機会です。長いように思える大学生活も有限、挑戦するタイミングは思い立った時です。