銀行員から司法書士事務所補助者、そして司法書士へ。関信敏講師の「合格への思考力完成ゼミ」が合格レベルまで引き上げてくれました。

T.Iさん
 

合格者イラスト
国公立大学文系学部卒業 会社員

主な受講講座
【中上級講座】 司法書士合格への「思考力」完成ゼミ、
演習コース
【直前対策講座】 全国公開模擬試験


私はこうして司法書士を目指す決意をしました

私は大学卒業後、銀行に就職し住宅ローンの仕事に就きました。そこで司法書士という資格があることを知りました。初めて見る登記簿謄本や公図、毎日銀行回りをしている司法書士事務所の方を見て、面白そうな仕事だなと興味を持ちました。
金融不安による給与カットやリストラされていく同僚を見て、このままここにいても…という思いもあり、司法書士事務所に転職して司法書士を目指すことにしました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

入門段階の学習法
 

入門講座は受講せず、市販のテキストを読み、過去問を解くだけの独学でした。司法書士事務所では実務経験を多く積めたものの毎日忙しく、大した学習はせずにただ受験するだけという期間が長く続いてしま
いました。これではいつまでたっても合格できるわけがないと思い、関信敏講師の「司法書士合格への思考力完成ゼミ」を受講することにしました。
独学だった私は、恐らく合格レベルに達しているのだろうなというクラスメイトや司法試験からの転進組の方のレベルの高さに愕然としてしまいました。ゼミについて行けず、質問に答えられなかったらどうしようという緊張感から毎回必死で予習をし、復習にも時間をかけました。
2012年は択一が午前・午後共に基準点に1点ずつ届きませんでしたが、ゼミのおかげで箸にも棒にも引っ掛からなかった実力が一気に伸びたことを実感しました。

中上級段階の学習法

2013 年は択一・記述共に基準点には達したものの、総合点で10.5 点足りず、総合落ちでした。年内は全くモチベーションが上がらず、フルタイムの仕事をしていたこともあり、スキマ時間に会社法・商業登記法の基本書を読むくらいでした。
1月より専業受験生になり、毎日、自習室に通いました。
高城真之介講師の「択一実戦力養成答練」をペースメーカーに、基本書・条文・ゼミのレジュメの読み込みと過去問を解くことを繰り返しました。苦手意識があった民法は、制度趣旨を考え思考過程を丁寧に追うことを心掛けました。
 

 
直前期の学習方法や試験当日について

生活面で注意したことは、しっかりとした食生活、睡眠時間を削ることはしない(夜10 時までには就寝)、テレビは見ない、長時間だらだらと勉強しない、です。集中力には限界があるので、学習時間よりもどれだけ集中するかという勉強の質にこだわりました。
また電車の中が妙に集中できることに気づき、自習室の行き帰りの電車でゼミのレジュメや基本書の読み込みをしていました。

伊藤塾講師へのメッセージ

関信敏講師 
「合格への思考力完成ゼミ」は緊張の連続で、答えられなかった時はゼミ仲間が心配してメールをくれるくらい落ち込みましたが、ゼミはとても楽しかったです。
 
パーソナルクラスマネージャーでは、読み方のわからない条文や、解説や基本書に立ち返っても理解できない過去問と択一実戦力の肢をすべて質問し、答えていただきました。
また模試の受け方、本試験での振る舞い方、どこまで突き詰めて勉強したらいいか?など、沢山のアドバイスをいただきました。

高城真之介講師 
ライブでは受講しておりませんでしたが、何度も「直前期の不安をのりきる10 のおまじない」を読み返し、心の支えにしていました。本当にありがとうございました。

最後に

法務省のホームページに自分の受験番号が載っていたものの、本当に合格?としばらくは半信半疑でした。自分よりも周りが喜んでいるのを見てだんだん受かったんだと実感が湧いてきました。
長い受験生活を応援してくれた家族、友人、仕事と勉強の両立を気に掛けてくれた上司、切磋琢磨しあった勉強仲間、本当に感謝しています。
ありがとうございました。

私はこの試験を通して「努力」という言葉が嫌いになりました。努力したからといって、すべての人が報われるとは限られませんが、努力なくしてこの試験に太刀打ちすることはできません。そんな試験に立ち向かわれる皆さんに敬意を表したいと思います、頑張ってください!