伊藤塾の講師陣についていけば大丈夫です!

K.Uさん(33歳)
 

合格者イラスト
大阪府立大学社会福祉学部卒業 法律事務所職員

受験回数:4回
主な受講講座
【中上級講座】 中上級コース

【直前対策講座】 全国公開模擬試験


私はこうして司法書士を目指す決意をしました

まず受験のきっかけとしては、フリーター時代に何か手に職があれば、自信を持って就職活動ができるのではないかと思ったこと、そしてちょうど法律事務所に勤める機会に恵まれたので、その延長線上の資格を探していました。
誰でも受験できること、そして合格するのが難しい=価値がある資格なのではないかと思い、司法書士試験を受験しました。
 

伊藤塾を活用した私の学習方法

入門段階の学習法
 

最初の学習し始めの頃は、他社出版のテキストを読むことだけをしていたので、不動産登記法以降は全然頭に入ってきませんでした。
その後、自己流では各科目のイメージ、学習すべきポイントがつかめないと思い、資格試験の受験指導校を探していたところで、勤めていた法律事務所の先生の紹介で伊藤塾を受講することを決めました。

最初に受講することになったのは伊藤塾の入門講座でした。民法の講義は普段の生活に直結し、とても興味深く、学習が楽しかった覚えがあります。また、不動産登記法、会社法、商業登記法やマイナー科目についても全体的なイメージがつかめました。
あと、入門講座担当講師がよく講義で言われていた「苦しければ最高」との言葉にとても励まされました。学習する時間があるという自分の境遇のありがたさを感じ、さぁやってやろうという「やる気」を起こしてくれました。この言葉は、最後の受験まで私を支えてくれたと思います。
 

中上級段階の学習法

択一の基準点にも届かない年が続き、3回目にして基準点は突破しましたが合格できませんでした。4回目の試験に向けての学習は、同じことをまた繰り返すのかと思うと本当にモチベーションが上がりませんでした。ただ、伊藤塾の早期割引制度と、もし合格していた場合には受講料が返金されるとのことで、7月末に中上級講座の申し込みはしていました。その早目の申し込みをしていたことで、モチベーションは上がらずとも、送られてくる教材をこなすことで自然と学習する習慣が身につき、3回目の不合格が確定した後も学習を中断することなく続けられたのだと思います。

年内の択一式対策は「択一合格アドバンス講座」を聴いていました。
「ピンポイント論点切り」と言われているように、とてもテンポがよく、同じ内容を何度も繰り返して飽き飽きしている中では、余談も気分転換になり、苦になりませんでした年内の記述式の対策としては、「分析的手法で書式の点数を積み増す講座」の不登法、商登法の問題を必ず1日1問ずつ2問を解きました。一つひとつの論点を細分化しているので、基礎固めとして適切だったと思います。

年明けの択一式対策は、主に「択一直前総整理講座」を中心に学習しました。択一を解くスピードの強化に大変役立った講座でした。ものすごく高負荷な問題量、時間設定でしたので、本番の試験までに3回繰り返すのがやっとでしたし、一度たりともテキストの目標時間をクリアしたことがありませんでした。目標時間をクリアできないことで一抹の不安は感じましたが、この高負荷の問題量を集中して何度も解くことによって、試験当日でも、多少は余裕を持って挑めたと思います。
また、高城真之介講師の「択一実戦力養成答練」では自分の実力の現在地、弱点の確認に役立ちました。また、まずできる問題を解き、時間を稼いでじっくり二回目で難しい正誤問題、個数問題を処理する戦術も参考になりました。
年明けの記述対策としては、記述式の答練の問題、過去問、模擬試験の記述式の問題で不登法か商登法を平日なら1問、週末は不登法と商登法1問ずつ2問を必ず解くようにしました。

直前期も上記の年明けの学習を続けましたが、1週間前の超直前期には小山晃司講師がアドバイスしてくれたように短期記憶に逃げ切れるもの、例えば民法の担保責任のまとめ、組織再編の株式(新株予約権)買取請求の可否等、無理矢理にでも語呂合わせをつくり、ひたすらその語呂を唱えて、繰り返し書いて覚えました。加えて、本番の試験が始まるや否や、いくつかのその語呂を問題用紙にすぐに書き記して、択一や記述で使えるようにしたりしました。
 

最後に

試験勉強のために便宜を図っていただいた職場の先生方、諸先輩方、応援してくれた友人達、細やかな気遣いをしてくれた家族、周りの人に恵まれたおかげで合格できたと改めて思いました。ありがとうございました。

最後に社会人で合格を目指している皆様へ。社会人を両立しながら学習してきた立場からすれば、社会人としての経験が合格後の職務業務に役立ってくると信じています。「苦しければ最高」、仕事と勉強のハンデを背負って合格すれば、合格した時とても嬉しいと思えるはずですし、そうなる確信が私にはあります。合格できることを祈念しています。