他の受験指導校にはない伊藤塾の質問制度は、学習範囲の取捨選択に大いに役立ちました。
松葉 雅史(マツバ マサシ)さん
受験回数:5回
主な受講講座
【中上級講座】 記述式答案構成力養成答練、速解記述式パターン60
【直前対策講座】 全国公開模擬試験
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
私は旧司法試験を受験しましたが、合格できませんでした。既に一定レベルにまで到達しているのに、また一から何年も法科大学院に行って受験することは、自分の中では受け入れ難いものでした。
そのため、司法試験は諦めました。その後、数年のブランクを経て、司法書士においても簡裁訴訟代理権を有することを知り、働きながら司法書士試験に挑戦しようと決心しました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
インプットは、入門段階と変わりません。直前期までテキストを何度も通読することです。ただ、この時点では既に過去問を何度も解いているため、過去問で自分がよく間違えるところは特に注意してしっかり読むようにしました。
アウトプットは、「記述式答案構成養成力答練」と「速解記述式パターン60」を利用しました。「記述式答案構成養成力答練」は、片道1時間半以上かけて大阪梅田校に通学しました。
伊藤塾では、他の受験指導校にはない質問制度をよく利用しました。
大阪梅田校であったため講師に直接質問することはできませんでしたが、質問制度により学習範囲においての取捨選択に大いに役立ちました。伊藤塾の「全国公開模擬試験」は本試験に一番近く、そこで上位の成績を収めれば、本試験においても大きなミスをしなければ上位で合格することができると思います。
伊藤塾講師へのメッセージ
蛭町浩講師
図書館にあった司法書士合格者の体験記において蛭町講師の講座が賞賛されていたため、その蛭町講師の講座を申し込むため大阪梅田校に行きました。
しかし、その講座は講師が交代し、名称は「速解記述式パターン60」に変わっていました。蛭町講師の講座として受講はできませんでしたが、蛭町講師は、司法書士試験において私と伊藤塾とを繋ぐ人物でした。
山村拓也講師
山村講師の「記述式答案構成養成力答練」は記述試験の対策となるだけでなく、司法書士になってからのお話がとても印象深いものでした。
大阪梅田校において2014 年司法書士試験本試験問題分析会に参加した際に、自己採点した結果で山村講師に相談に行くと、手を差し出されたのでこちらもそれに合わせて手を出すと握手をして「早いけど、おめでとう」と言っていただきました。私は司法書士の勉強を続けてきて、後にも先にもこの時が一番嬉しい瞬間でした。
最後に
法務局のホームページにおいて筆記試験の自分の受験番号を発見した時は単なる確認でしかなく、ひと安心はしましたが嬉しいという気持ちは生じませんでした。この後、口述試験、簡裁認定考査が控えていて、もう気持ちは、そちらに移行していましたから。結局のところ筆記試験の合格は容易ではないですが、単なる通過点にしか過ぎません。
そのため、筆記試験は早く通過することに越したことはないですが、そこで仮に時間がかかってしまっても後の通過点での時間を短縮しさえすれば、その時間は充分に取り戻せると思います。