司法試験から転進!WEB受講でも伊藤塾とコミュニケーションをとって学習できる環境があります。
T.Nさん (32歳)
受験回数:3回
主な受講講座
【入門講座】 入門講座
【中上級講座】 記述式答案構成力養成答練
【直前対策講座】 択一直前総整理講座、うかる!記述式、全国公開模擬試験
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
私は法科大学院を卒業し司法試験に挑戦しましたが、3年続けて不合格となり受験資格を失いました。そんな中、今まで勉強してきた法律の知識を活かすためにもこのままでは終われないと思い、司法書士に転進することを決意しました。
この決意のきっかけになったのは、法科大学院時代に司法書士の職務経験のある同級生がいたことや別の友人の父が司法書士事務所を開いており、そこでアルバイトをさせてもらったことです。
伊藤塾を活用した私の学習方法
入門段階の学習法
法科大学院時代に法律の勉強はしてきたものの、登記法など司法書士特有の科目は全く知識がなかったので、司法書士入門講座をインターネットクラスで受講し、空いた時間に講座をひたすら聴き続けました。
インターネットクラスなのでテキストと照らし合わせたり、わからないところを聴き直したりと自分のペースでできたことがよかったです。
中上級段階の学習法
択一については、民法が20 問もあるにもかかわらず苦手なので、過去問をひたすら繰り返しました。他方、午後の択一を自分では1時間で解き、残りの2時間を記述に回すと計画していましたが、なかなか1時間で終わらせることができず、記述の解答時間が減るという悪循環に苦労しました。
結局、勉強を繰り返して知識を増やすしか解答時間を早める方法はなかったと思います。
記述については、不動産、商業登記法をそれぞれ1時間で解けるよう、早く正確に問題文を読めるようになることを心掛けました。また、図の書き方も自分なりに何度も様々なものを書いて、自分に合うものを見つけていきました。
昨年の受験に択一の基準点を超えられず不合格となった後は、年内はとにかく択一の過去問を解くことだけを繰り返し、あまり記述のことは意識しないようにしました。年明けからは1 日に必ず1問ずつは不登法、商登法の記述の問題を解き、記述のカンの鈍りを取り戻しました。
直前期の学習法や試験当日について
直前期は毎日、記述の問題を不動産、商業登記法それぞれ1問ずつ解き、あとは択一に費やしました。その理由は、択一で落ち続けていたからです。憲法や刑法などは1問でも落とすと痛いので、直前期にはあえて大目に時間を割いていました。
試験当日は、1年目は勝手がわからず早く着きすぎて受験する教室にも入れず待ちくたびれたのが印象に残っています。時間に余裕を持って出るのは当然ですが、あまりに早く出るとかえって疲れるので気をつけた方がよいです。
また、会場の入口で伊藤塾をはじめとする受験指導校の方が直前対策のレジュメなどを配られていますが、それらを笑顔で受け取るぐらいの余裕を見せられるとリラックスできている証拠ではないでしょうか。
無視して受け取らない方もいますが、受け取る人の方が合格率が高いのではないかと考えます(私のなんの根拠もない印象でありますが)。
司法試験からの転進について
法科大学院に高い学費を払ったうえ、合格率が司法試験はかなり高いだけに、3回落ちたことは今でも大きな挫折になっています。
司法書士に転進し、なんとか合格できた今の自分に言えることは、勉強した知識は司法書士試験にも活かせると開き直ること、合格している他者を羨まないことが大切だということです。
伊藤塾講師へのメッセージ
私は、すべてインターネットクラスで受講でしたので、伊藤塾の講師陣には直接お会いしたことはないのですが、どの方も熱意をもって講義をしてくださり感謝しています。
伊藤塾の講座は、インターネットクラスで受講する人に対しても単に教材を配付するだけという一方的なものではなく、双方的にコミュニケーションをとれるような手段を設けておられるにもかかわらず、受け手である私の方がほとんど利用しませんでした。その消極性が前年までの不合格につながったともいえます。
現在インターネットクラスで受講中の方は、私と同じ轍を踏まないで、積極的に双方的コミュニケーションをとって学習されるとよろしいのではないかと思います。
最後に
司法試験を含めると7年間、毎年資格試験に落ち続けました。
知人、友人の中にはもう別の道を探した方がいいとおっしゃる方もいましたし(それももっともなことだと思います)、自分でももうやめようと考えたことは数えきれないくらいです。
そんな中でも続けられたのは「ここまできたら合格するまで続けなさい」と言って支えてくれた家族のおかげです。今年やっと、筆記試験の合格を家族に報告できました。それも伊藤塾の皆様方のおかげです。本当に感謝しています。ありがとうございました。
試験に受かることがゴールではありませんので、今後も立派な司法書士になれるよう努力を続けていきます。