社会人10年目にして働きながら勉強開始。合格した後の達成感は半端じゃなくいいです!
S.Tさん(35歳)
◆ 受験回数4回
◆ 主な受講講座
【入門講座】 入門講座本科生
【中上級講座】 演習コース
【直前対策講座】 択一直前総整理講座、全国公開模試
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
職場内の異動により、職場内の法律相談や条例等の例規を審査する部署に異動することとなりました。商学部卒業でしたので法律の知識はほとんどない状況でしたので、何か法律の勉強をしないといけないと思い、インターネットで検索したところ、司法書士という資格があると知りました。伊藤塾を選んだのは、大学時代に伊藤塾長が執筆された本を読んだことがあり、伊藤塾に興味がありました。
そのときは、司法書士になるつもりはなかったものの、受講を重ねるごとに司法書士の仕事のすばらしさ、担当講師の人間性に惹かれて、司法書士になりたいと思うようになりました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
入門段階の学習法について
「入門講座」は在宅インターネットで受講しました。働きながらの受講でしたので、帰宅後と休日に講座のスケジュールに付いていくのが精一杯でした。復習は通勤帰宅の電車の中で、伊藤塾の過去問を解きました。過去問の本と付箋とシャーペンをセットにしておいて、解きました。また、昼休みは、毎日30分程度テキストを読みました。職場には内緒にしていましたので、パソコンでPDF版のテキストをこそこそと読んでいました。
中上級段階の学習法について
そろそろ勉強をはじめなければならないと思ったところで出会ったのが山村拓也講師の「記述式答案構成力養成答練」でした。入門講座でも記述式の解き方を教えてもらっており、それでも十分といえば十分でしたが、それにプラスアルファで記述式の解き方がわかるようになりました。
そして2014年の本試験はある程度自信があったのですが、午前の部の民法の点数が悪く、またしても午前の部の基準点で不合格となってしまいました。そこで初めて、実は毎年民法で点数を落としていることに気づき、入門講座のときにテキストと過去問の繰り返しが大事だといわれたことを思い出しました。基本的な考え方や条文をおろそかにしていると思い、テキストを何回も読み返し、過去問を解くという勉強方法を行いました。また、高城真之介講師の「択一実戦力養成答練」と、山村講師の「記述式答案構成力養成答練」を受講しました。特に、前年に山村講師の本で勉強していただけに実際の講義を聴きたいと思い、受講しました。
仕事や育児との両立について
仕事は普段は残業が少なかったですが、時期的にすごく忙しいときがありました。忙しいときは帰宅が深夜でしたので、家では勉強できませんでしたが、昼休みは必ずテキストを読みました。また、子どもが野球を習っており、土日は早朝から夕方まで同行しなければならず、長い時間を勉強することが体力的にきつかったです。しかし、普段から合間を見つけてすこしずつでもテキストを読んだり過去問を解いたりすることで自然に記憶が定着していったように思います。
伊藤塾講師へのメッセージ
問題の重要度を示してくださり、講義がわかりやすかったです。また、講義の合間に話してくださるお話で司法書士の資格をとりたいと本当に思うようになりましたし、人生においても非常に勉強になりました。
山村講師の記述式の解法は非常に参考になりました。また、落ち着いた話し方なのに、熱いものが伝わってきて講義を受けるのが楽しみでした。
高城講師は、冗談を交えての講義は非常に聴きやすかったです。
最後に
これまでは司法書士試験に合格した後は、漠然と、独立して登記の他にも成年後見等で人の役に立てる業務ができたらいいなと思っていました。実際に合格してみると、今の職場をやめるべきかどうか、やめるとしてどのタイミングでやめるか迷っています。
私は、社会人10年目にして法律の勉強をはじめました。入門講座を受講するのは時間的にきつかったですし、入門講座が終わった後、自分で講座や書籍を選んだりしてひとりで勉強するのはモチベーション的にもっときつかったです。しかし、入門講座後も定期的に伊藤塾の講座を受講し、講師の方々の話を聞き、モチベーションを維持できました。働きながら勉強するのは大変ですが、合格した後の達成感はハンパじゃなくいいもんです。