京都校のスタッフの方々に手厚いサポートで支えられて勝ち取った合格です!

谷口 翔平さん(28歳)
 

合格者イラスト
高校卒業 アルバイト
◆ 受験回数2回
◆ 主な受講講座
【入門講座】 入門講座本科生(山村クラス)
【中上級講座】 演習コース
【直前対策講座】 うかる!記述式、全国公開模試

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

私は大学を中退後7年間、職を転々としていました。月日が経つにつれ将来に対する不安、ひとつのことに必死で取り組み努力したことのない過去の自分に対する嫌悪感が大きくなるなか、一度しかない人生で何かに挑戦してやりがいのある仕事がしたい!という気持ちも次第に膨れ上がっていきました。しかし、すぐに起業する知恵も能力も勇気もなく、何か難関資格を取得して将来につながればと思い、受験する資格を探すことにしました。複数の資格を候補に挙げたのですが、法律関係の資格に最も興味があったので司法書士を受験することを決意しました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

入門段階の学習法について
 

伊藤塾に入塾することになり「入門講座」が終わるまでは専業で勉強して1 年で合格しようと決意したので、会社を退職し勉強する環境を整えることにしました。これまでの人生でろくに勉強もしておらず、ましてや法律の知識はゼロではじめたので、椅子に座り文字を読む、慣れない用語に親しむ、など全てが辛いことからスタートしたことは鮮明に覚えています。
入門講座が始まると講義についていくことに必死になり新しい知識が頭に入ることが楽しく、勉強に夢中になりつつある自分がいました。
入門講座受講期間中は講義を聴いて、テキストの復習をする、過去問を解き、テキストで記憶の整理をする。このサイクルを必死に繰り返していました。しかし、講義が進むにつれ過去に記憶したことが曖昧になったり、苦手科目の講義になると自分はこの試験に向いていないと思うことも多くなったり、不安な日々が続きました。そんな時に伊藤塾で勉強している受験仲間、スタッフの方々との何気ない会話、そして何より講義中の山村拓也講師の雑談等で非常に高いモチベーションを維持することができました。 
1年目は「入門講座」があったので高いモチベーションを維持してテキスト、過去問を淡々と繰り返して本試験に臨みました。結果は、午前が基準点1 問足らずで不合格。1年で合格すると決意したのに何が足りなかったのか試験終了から3日間ひたすら悩み考えました。勉強の方法、姿勢は間違っていないが、確実に自分が合格する!という自信が大きく欠落していることに気づきました。自信をつけるために何をすべきか考えましたが、淡々と繰り返し勉強を続ける、それ以外の方法は見つけることができませんでした。

中上級段階の学習法について

年内、年明け、直前期の3段階で勉強プランを考えることにし、年内はテキストの読み込みをして記憶重視で確実な知識を身につける勉強に専念しました。
年明けからは、伊藤塾の答練を受講して間違えた論点は間違いノートに記載して確実に記憶する、そして記述を1日1問解く、民法を毎日最低1時間は勉強する、この3点は必ず守るようにして直前期までの時間を過ごしました。  

直前期(4月~試験前日)の学習法や試験当日について
 

直前期には模試を伊藤塾と他校で計5回受けたのですが、前日の睡眠時間から朝、昼ご飯のメニューまで徹底的に本番を意識して高い緊張感で臨みました。徹底したシミュレーションと模試での結果で徐々に自信がつきラスト1ヶ月は記憶とモチベーションの維持の2点を意識して勉強することができました。ただ、少しでも油断をしてしまうとすぐに不合格になってしまう試験なので、6月に入り本試験までは自宅近くの有料自習室で追い込みをすることにしました。結果としてこの選択は自分にとって非常に良かったと思います。
試験に対する意識が日に日に高くなり良い状態で本試験に臨めました。試験当日はあまり緊張せず、模試通りに問題を解くことができました。試験終了後は合格した!と感じることはできなかったのですが、午前32問、午後28問で択一は安心することができました。記述は商業登記で権利義務を見落としており、合格発表日まで本当に不安な日々を過ごしました。精神的に疲れた受験時代でしたが、受験番号を見たときには本当に安心感でいっぱいでした。
司法書士試験は講師の方、合格者が伝えてくれたことを実践していけば必ず合格ができる試験です。逃げずに自分と向き合って、素直になって勉強することが最も大切だと感じました。

伊藤塾講師へのメッセージ 

山村クラス入門講座を受講したのですが、山村講師の雑談等により勉強に対する姿勢、方法、将来のイメージ、様々なことを教えてくださいました。それにより辛い受験時代を乗り越えることができました。京都校ではスタッフの方々の献身的なサポートで勉強する環境をつくっていただきました。定期的な質問制度では疑問点の解消、勉強方法の確認により自信へ変えることができました。伊藤塾の支えがあったから合格することができたと思います。本当にありがとうございました。

最後に 

社会人から退職して勉強をはじめたので不安も大きく自分と向き合い考える時間が多くありました。自分の性格、強い部分、弱い部分、様々な自分を知ることができ、その都度、改善していくことができました。合格をすることができ、やっとスタートラインに立てたと思います。
これからは司法書士として様々な経験をして少しでも多くの社会貢献ができればと思います。