合格した今、大きな喜びに浸りながら、大学時代の進路の大転換が本当に正しかったのだと実感しています。そして、何度もくじけそうになった私を合格に導いてくれたのは、私が関わらせていただいたまわりの皆さんの大きな力でした。私が出会ったすべての皆様に感謝をこめて・・・
悩みに悩んだ方向転換、
今思えば結果オーライ!
私が暮らしていた地域は田園風景残るのどかな街、地元に暮らすなら最善の就職先は公務員か地元の企業が当たり前の地域でした。もともと地元に貢献したいという思いが強く、大学に進学してからも、当たり前のように公務員を目指して勉強していました。ただ地元の役所はなんとなく自分のやりたいことと違うな、と思ってはいたものの、将来の展望に関してあやふやなまま伊藤塾では国家総合職の公務員講座を受講していました。
そんな大学3年生の11月、伊藤塾で勉強していた友人の「私は司法書士になる」という言葉にショックを受け、なぜか涙が出るくらいうらやましいと思うようになりました。司法書士という職業があることは、もともと法学部だったこともあり知っていました。ただ悪い意味で日本人気質だった私は、同学年の友達と同じく「公務員」か「会社員」という就職のメインストリームから外れる怖さと合格率の低さから、司法書士になるという選択肢を視野に入れていませんでした。
そんな大学3年生の11月、伊藤塾で勉強していた友人の「私は司法書士になる」という言葉にショックを受け、なぜか涙が出るくらいうらやましいと思うようになりました。司法書士という職業があることは、もともと法学部だったこともあり知っていました。ただ悪い意味で日本人気質だった私は、同学年の友達と同じく「公務員」か「会社員」という就職のメインストリームから外れる怖さと合格率の低さから、司法書士になるという選択肢を視野に入れていませんでした。
何日も何日も悩んで、いろいろ相談もしましたが、この悩みを真剣に共感してくれる受験指導校はありませんでした。しかし伊藤塾に相談した時、本当に親身になって、私の対場に寄り添って相談を受けていただきました。その時、山村拓也講師の「この試験は“強い決意”を持って、“正しい努力”をすれば必ず報われる」という言葉が印象に残り、司法書士への大転換を決断しました。私にとってはとても大きな決断だったのですが、なぜ公務員になるの?より、なぜ司法書士になるの?という問いのほうが胸を張って答えられたため、今考えれば自然な方向転換でした。
さぁ、試験まで半年だ、
でもやるからには絶対合格する!
そんな状況で迎えた最初の司法書士試験。結果は、午前は基準点をクリア、午後は基準点に2問足らないという成績でした。記述式も大きな失敗をした記憶がないので、もしかしたら合格できたくらいの勢いでした。この経験で、私でも合格できるという確信を持つことができましたが、私の中にこのままやれば合格できそうという甘えを芽生えさせてしまうことにもなりました。今思えば、この時合格できなくてよかったと思いますし、このことで私は大きく成長できたと思っています。
ありがとう!
山村講師の入門講座
とにかく、山村講師は最初から最後まで私たち受講生と併走してくれているように感じました。苦しい受験勉強ですが、ただ、「こうしろ!こうやれ!これを覚えろ!」というだけではなく、一緒に苦しんでくれているような感覚がありました。また講義のメリハリ付けもありがたく、「今から必ず暗記しておくべきもの」と「あとから理解が追いつくから今は深く考えなくていいもの」とを明確にしていただきました。記述についても入門段階から意識して講義をしていただいたので、1年目の試験でもかなり対応することができました。私は地方からWebで受講していましたが、山村講師は穏やかな反面、いつも緊張感をもって臨んでくださっているのがパソコンの画面越しでも伝わってきました。そこで私も校舎でたくさんの受験生と一緒に受講しているつもりで、山村講師の問いかけには誰よりも早く答えられるように意識していました。
私を合格に導いてくださったのは、
まわりの皆様のおかげです
合格して、やっとスタートラインに立つことができました。司法書士として、法律家として自覚をもち、初心を忘れず、私が本当にやりたかった“地元への貢献”に向かって努力していきたいと思います。