時間の切り替え、メリハリ、リフレッシュ、信念、そして楽しみ・・働きながらでも時間は捻出できます!
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
就職して数年経った頃から、何となく法律を知っておくことの重要性を感じていました。
ただ当時はこれといって、何かに真剣に取り組むでもなく過ごしており、更にそれから10 年ほど経って自分の武器を身につけることも考え、一念発起、宅建の資格を取りました。その勢いに乗り、更なる高みを目指して、司法書士に挑戦してみようと、決意しました。ここから「ベテラン受験生」の道が始まります。
伊藤塾を選んだ理由は、まず伊藤塾長の顔が見える指導校であること、そして「法律家」を育てている指導校というイメージがあったからです。
伊藤塾を活用した私の学習方法
入門段階の学習法について
「入門講座」は、Web 受講していました。ただ、会社員として仕事をしている傍ら、講義を聴く時間を取るだけで一苦労。全然理解が追い付かず、初受験は択一式で半分にも届かない、大惨敗となりました。その後2 年間は入門のテキストと過去問を中心にして、やっと基準点が見えてくるくらいになりました。
中上級段階の学習法について
会社勤めをしながらの受験生生活が5 年を過ぎ、徐々に実力はついてきましたが、択一式の基準点前後を行ったり来たりで、今ひとつ合格までは届きません。合格まで一気に突破するには、インプットをしっかりやり直すべきと考え、小山講師の講座を教室受講しました。改めてテキストの読み込みを繰り返し行い、過去問や模試を解いては、テキストへの書き込みを行い、最後までこの講座のテキストが私の唯一のテキストとなりました。また、ここで通学クラスを選択したことにより、「受験仲間」ができたことも最終的に大きな心の支えとなりました。
テキストの活用について、特に変わったことはしていませんが、主に通勤の電車内で、このテキストを読み込んだり、前日気になったところを確認したりしていました。そして、出勤前のコーヒーショップや帰宅後は、このテキストを傍らに過去問や演習問題を解き、間違えたり不確かだったりしたところは、テキストに戻る、のひたすら繰り返しでした。
直前期の学習法や試験当日について
今年の直前期、私は「ベテラン受験生」に達していたこともあり、過去問でも問題によってはすでに数十回解いていましたので、当初は模試や他校の答練の問題の復習を中心に進めることを考えていました。
ところが、模試の意外とごくごく基本的な問題で「あれ?」と迷うことがあることに気づき、方向修正をして、とにかく「司法書士過去問伊藤塾セレクション」を繰り返すことに専念しました(傍らには、小山講師のテキスト)。2 ヶ月で2 周半繰り返しました。
最終的にはこれによって、改めて基礎固めができ、それまで「近くて遠かった」合格に手が届いたのだと思います。
伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ
直接小山講師の熱い講義をライブで受講できたことは、長い受験生活の中でも大変刺激的な時間でした。小山門下生として、1 年でも早く合格報告をしたい一心で頑張れました。ありがとうございました。
仕事と勉強、両立の秘訣
「ベテラン受験生」からあまり偉そうなことは言えませんが、少しでもお役に立てば、と思います。
まず、とにかく時間は捻出しましょう。また捻出はできます。通勤時間他の移動時間、お昼休みを有効活用するのは必須だと思います。専業受験生より勉強時間が取れないのはしょうがありませんので、できる範囲で少しでも時間を確保する努力は必要です。
とは言え、確保できる時間もかなり限られますので、私は勉強時間管理のアプリに記録を付けていました。勉強時間をきちんと確保できているかの確認に役立ちますし、「頑張っている自分」がわかって、更なる励みにもつながります。
最後に、メリハリをつけることは大事かと思います。一時期、かなり睡眠時間も削って勉強に追われたこともありましたが、日中も眠くなり、結果仕事も勉強も効率が落ち、いいことはありません。
また、今年は週に1 回程度、趣味を楽しむ時間を作っていました。その時間は仕事も勉強もすべて忘れ、リフレッシュすることで、更なる活力が生まれたように思います。
会社勤めをしながら、司法書士の勉強は決して楽ではありませんが、信念をもって、また少しでも楽しみながら勉強をすることができれば、合格への道も開けてくると思います。
最後に
そのためには、基本的に覚える、理解するまで繰り返すことが不可欠で、人それぞれにあう多少は効率よくやる方法はあると思いますが、秘密道具やショートカットをする方法はありません。
また、周りの方々の協力もないと続けることは難しいのが実情です。この点感謝することを忘れてはいけない、と思います。
私も多くの方々のご協力をいただいて、合格にこぎつけることができました。改めてお礼を申し上げます。
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