点数が伸び悩んでいたとき、北谷馨講師の
択一合格エッセンス講座が大いに役立ちました
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
私は以前某大学で職員をしておりましたが、言われた仕事をこなすよりも、自分の力で考えて仕事をしていきたいと思うようになりました。そこで、独立がしやすい資格として司法書士の存在を知り、挑戦することにしました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
入門段階の学習法について
伊藤塾の「入門講座」をWeb(通信)で受講しました。テキストと過去問を何度も繰り返しました。この他特別なことは何もしませんでした。それだけ勉強する量が多いということに気づかされました。
中上級段階の学習法について
「入門講座」のテキストと過去問を繰り返してもなかなか点数が取れなかったので、北谷馨講師の「択一合格エッセンス講座」を受講しました。この講座は、点数が伸び悩んでいたとき、大いに役に立った講座でした。この講座で使用するQ & A テキストは、試験直前まで繰り返し読み込みました。
また、高城真之介講師の「択一実戦力養成答練」で、制限時間内のプレッシャーの中で問題を解く練習をし、自己分析チェックシートで自分の弱点を書き込みました。従来私は、問題を解いた後、解説を見て、それで次は間違えないようにすれば良いとばかり考えていました。しかし、結果的に点数が伸びない原因であることに気づかされました。そこで、自分なりに勉強方法を改めました。具体的には問題を解く際に、肢の文章にメモやマーカーをしたものに、解答後、その問題文に直接赤字のボールペンでその時にチェックした理由を書きました。このやり方が、結果的にこれまで勉強した情報が一気に整理され成績も良くなりました。
記述式対策として、山村拓也講師の「記述式答案構成力養成答練」を受講しました。この講義を通じて、あやふやな登記の順番や申請できないものを明確に答案構成用紙に書き込むことにより、記述式で答案に書かなければならないことを整理することができました。ただ、答案構成用紙はあくまで、答案用紙に書くための手段であると山村講師が指摘されたのでそのことは肝に銘じておきました。実際の合格をした時の記述式はあまり時間がかけられないことが明らかであったため、ある程度だけ答案構成用紙に書き込み、残りの時間をすべて答案に書く時間にあてました。試験の後、答案構成用紙を見直すと、本当にこれでかけたのだろうか不安がありましたが、合格がわかったときはあのやり方で間違えがなかったと思いました。
伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ
Web 受講だったので、講師の方々とお会いする機会はなかったのですが、それでも画面を通して、熱心に講義をしていただけたので、受講するたびにやる気が出てきました。ありがとうございました。
最後に
私は5 回受験をしました。そしてこの5 回目が不合格だったとき、この勉強をあきらめるつもりでいました。ただその割りきりが良かったと思いました。勉強も以前と比べて集中力が増し、本試験では以前の受験で考えられなかったほど心臓がバクバクし、午後の記述式の解答も手が震えながら書きました。この緊張感が合格につながったと思います。
この資格は努力次第で、多くの活躍の場が広がる可能性があると信じております。そのために、合格後もさらに勉強をし、その知識を活かして多くの人に貢献しなければならない責任と覚悟が必要になると思います。だから司法書士試験はあくまでその通過点であると認識し、今後も努力を続けていきたいと思います。