伊藤塾の講座で解き方と戦略を学んだことで、
点数が安定しました

長谷川 陽介さん
★司法試験から転進して合格

◆主な受講講座
中上級講座》演習コース、出題の手口から本試験を知る講座
直前対策講座》うかる!記述式、全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 私が法律家を目指した動機は、不純なもので、テレビで見たドラマの主人公がかっこよかったからです。
 ただ、漠然とした専門職への憧れ・人の役に立つ仕事がしたいと10代後半の頃から考えておりました。大学は法学部に進学し、旧司法試験を2、3 回受けましたが、司法制度改革の流れの中で、「司法書士」という仕事に興味を持ち、司法書士を目指すことにしました。
 大学在学中から、受験を決めて現在に至るまで、15 年ほど塾の講師や教育関係の仕事をしてまいりました。専業受験生とは言える状況ではなく、仕事の性質上、夜型の生活を送ってまいりました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

 受験期間は、短い方がよく、私は、合格までに長い時間を要しました。ですので、失敗談などを反面教師として聞いていただけると幸いで、また、これは本当に良かったと受験生のみなさんにおススメできる講義・講座は自信を持っておススメできます。

入門段階の学習法について

 司法書士試験の受験スタート時点で、私は、独学で勉強をはじめました。2、3 年ほど過去問をひたすら解き続ける毎日でした。各科目30 回程解きました。
 これは、時間の無駄・極めて非効率なものでした。独学で勉強をして短期で合格する方は、稀にいます。しかし、それらは圧倒的な少数派であり、受験指導校・受験指導校講師が持つ知識・ノウハウ・法的な考え方・解き方を講義を通して受け取り勉強するほうが当然に効率的です。

中上級段階の学習法について

 合格者の方に、山村拓也講師の「記述式答案構成力養成答練」をすすめていただき、受講しました。
 不登法・商登法ともに、「こういう風に解くのか」と、解き方がわかり、商登法記述は、割りとすぐに点数が安定しました。本年度の本試験では、商登法で大きなミスを2 つしましたが、20.5 点と守りの答案は、書けたのはこの講座によるものの影響が大きいと思っていますし、今年も山村講師の年明けの「記述式答案構成力養成答練」を受講したからこそ、合格点を取れたのは、間違いありません。この講座は、本試験の出題予想も兼ねており、今年の「監査等委員会設置会社への移行」はそのまま本試験で出題され、安心して得点できました。
 今年は、年明けから、伊藤塾のアウトプット講座を受講しました。
 択一は高城真之介講師の「択一実戦力養成答練」で、記述は前述した山村講師の「記述式答案構成力養成答練」です。
 高城講師の講座で最も有益だった点は、「戦略」だと思います。どの問題を先に解きどの問題を後回しにするのか。その基準を講義で示していただけます。これは、本試験において極めて重要です。なぜなら、高い得点率を求められる司法書士試験において、安易なケアレスミスは許されないからです。
 択一式を解く戦力が本試験で功を奏したのは、この講座によるものです。
 記述式は、山村講師の講座で、解き方を学べる点、記述式問題が良問である点(出題予想としての意味合いを兼ねて。)、この2 点で受講した方が良いと本当に思います。他の合格者もきっと同様の趣旨を述べられていると思います。

直前期の学習法や試験当日について

 この時期は、最も苦しみます。勉強の仕方・量、精神的にもきつい時期です。
 信頼している講師の方に個別に相談するのが良いと思います。
 4 月以降は、伊藤塾と他の受験指導校の2 社の模試と蛭町浩講師の記述対策講座を受講しました。模試の結果は、気になりますが、気にしなくてよいと思います。
 答練ではなく模試に絞ったのは、11 科目と記述を万遍なく勉強できているかの確認と時間配分、体力、集中力がどれだけもつか自分を試して確認するためでした。
 結果として、模試で合格点は一度も取れませんでした。私の場合、午前択一は安定してできても、午後で何かミスをしてしまいました。ですので、6 月は必死で午後科目対策をしながら、午前択一の学力維持をしていました。何とか合格することができました。
 上記の通り、私は、本試験の疑似体験として模試は「問題点を見つける場」だと割り切って受けていました。ただそうはいっても、合格点を取れないのは本当に精神的にきつかったです…。

最後に

 人の役に立つため法律家を志したので、司法書士としてそれを全うしたいと思います。
 司法書士には、色々な仕事ができます。まず、登記に関わる基本業務をしっかり身につけたうえで、自分が最も活きるフィールドで司法書士でありたいと、考えています。
 受験時代多くの方々にお世話になりました。
 受験勉強は、「退くも進むも地獄」です。いずれ受かる、と根拠なく自信を持ち周りの目を気にしない。これが良いように思います。
 両親と家族には、本当に心配をかけました。ごめんなさい、そしてありがとう。短期合格の方が絶対良いです。短期合格を目指すべきです。私は、できませんでしたが。
 講師の方々、スタッフの方々の励ましに何度救われたかわかりません。
 本当にありがとうございました。