伊藤塾の模試は、基礎固めにもなり
ここまでできているという自信の回復にも役立ちました

M.Nさん(30代)
会社員

◆受験回数 2回
◆主な受講講座
直前対策講座》プレ模試、全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 勤務していた事務所が2014 年の末をもってなくなることになり、解雇通知を受けました。その時、友人に司法書士になることをすすめられました。
 合格率3%という数字に恐ろしさを感じ、止めようと思いました。
 しかし、この後また事務員としてどこかに雇用されたとしても、将来年齢的なものや社会の情勢で今回と同じ状況に陥る日がまたやってくること、そして人からすすめられたということは、きっとこの資格に縁があるのではないかと思い、勉強に取り組むことを決めました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

入門段階の学習法について

 1 月からまずは書店に並んでいる過去問とテキストを買って、テキストは全部読む、過去問は進度に関わらず、わからないとしてもまずは1 日30 問とノルマを決め、同時進行で全教科やり通すということを決めました。
 期間がないので、過去問は問題数を絞った「司法書士過去問伊藤塾セレクション」を使用することに決め、記述のひな型を覚えるために「うかる! 司法書士 解法パターンで学ぶ書式80」(日本経済新聞出版社)を買いました。「うかる!」が問題形式で、持ち歩きに非常に便利なため、いつも手元において何回も繰り返しました。私の記述問題の得点はこの本に支えられたと言っても過言ではないと思います。
 1 月に勉強をはじめ、5 月から記述の問題に取り組み、平成の過去問を解き終え、全ての教科のテキストをなんとか1 度読み終えたのは7 月に入ってからでした。

中上級段階の学習法について

 次の年、勉強をはじめたのは9 月頃からです。インターネットにいろいろな受験指導校の動画があったので、ガイダンスをみたり、無料講義を受けたりしながらまたテキストを読みはじめました。この年に合格したので、効果があった勉強法や、思ったことを箇条書きします。

効果を感じた勉強法

・過去問の肢別の検討。
 1 年目で、試験に間に合わせるためにしてしまった組み合わせによる推理式の解き方を止め、1 つ1 つの肢○×をつけて、間違えた肢を毎回、問題演習の最初に繰り返しました。
・模試の活用
 伊藤塾の模試・試験前に各校の模試を受験しました。結果はすべてD判定やC 判定でしたが、とにかく、試験の択一の時間配分と午後の記述試験の別紙の処理感覚をつかみたかったため、毎回結果に悩みながらも受験しました。
 伊藤塾の模試に関しては、非常に基礎的な良い問題だったので、これに関しては4 月頃にもう一度見直しました。今思うと、基礎固めという意味で良かったし、ここまではできているという、直前期に失いがちな自信の回復になりました。

最後に

 最後になりましたが、この試験に挑むきっかけをくれた友人、私を支えてくれた家族、伊藤塾の皆様、講師の方々、そして私に手を貸してくださったすべてに感謝します。
 特に、伊藤塾の事務局の方は模試しか受験していない私にもいろいろと温かなお気遣いをくださいました。感謝しています。ありがとうございました。