働きながら勉強して合格。年内はインプットを重視し、
講師の様々なアドバイスを役立てました
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
私は10年以上異業種で会社勤めをしており、日々仕事をこなす中で今よりもっと主体的にやりがいのあることがしたいと常日頃考えておりました。
そんな中、同級生が行政書士事務所を独立開業したと聞き、私も何か難易度の高い資格をとって独立したいと思うようになりました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
①中上級段階の学習法
年内は兎にも角にもインプットを重視しました。と言っても過去問は9割方正解できるようになっていたため、過去問には手をだしませんでした。
具体的にはWeb受講で講義を受け、宇津木卓磨講師が講義の中で指摘してくれるマーカーのついた箇所をメインに、何度もテキストを黙読及び音読したりしていました。
宇津木講師は、受験生が理解に難儀する部分にパワーポイントを使用するなど、時間をかけて説明していただけるので大変助かりました。
年明けから始まる「択一実戦力養成答練」では、毎回タイトな時間設定の中、本番のつもりで毎回臨んでいました。間違えた箇所はテキストに立ち返り何度も復習しました。この答練では、その名の通り本番での戦い方を教えていただきました。
具体的には個数問題が出てきたら後回しにしたり、理解に苦しむ問題が出てきた際の対処法など身につけたりすることができ、結果的にその後の模試等では必ず午後の択一は1時間以内に解けるようになっていました。この答練を受講したことが、間違いなく自分にとってのターニングポイントとなりました。
②直前期の学習法や試験当日について
記述に関しては、今まで解いたことのある模試等の問題を、不登法、商登法1日各1問ずつ解いておりました。間違いノートを作成し自分の癖を客観的に把握することにも努めました。それに加えて坂本龍治講師の「記述式現場対応力完成講座」を受講しました。この講座で使用するテキストはとても薄く、かつ内容も文章ではなく単語で構成されていたので、直前期には最適な講座でした。
択一に関しては、宇津木講師が必ず1日のうちに少しでもいいので全科目に触れてくださいとおっしゃっていました。それを実践したところ驚くように記憶が定着し、どんどん繰り返す量も多くなり実力が付いているのを実感できるようになりました。この方法も合格の決め手だと思います。
試験当日は午後の記述式の答案を書いている途中、「本当にこれであっているのだろうか?」と急に不安になり手がガクガク震えてしまって答案を書ける状態ではなくなってしまいました。これはマズいと思い挙手してトイレに駆け込みました。席に戻ると平常心を取り戻し震えも収まってきました。行き詰まった時はトイレに行くのも手だと思います。
伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ
髙橋智宏講師
試験が終了した夏ころ、直前期の講座をとっていた髙橋智宏講師から電話がかかってきました。何か来年度の講座の紹介だと思っていたら、他の受験生の試験の出来や今年の試験の特色など丁寧に教えていただいたり、私の現在の状況などとても気にしていただき、とても嬉しかったです。
最後に
自分は働きながらの受験生活だったので、特に直前期などは家事及び育児を妻に全面的に協力してもらいました。これからは恩返しのつもりで日々精進していきたいと思います。