宇津木卓磨講師の「うかる!択一式」で
あやふやだったところもきちんと理解できました

T.Tさん(40代)
★行政書士とWライセンス

◆受験回数 5回
◆主な受講講座
中上級講座》演習コース
直前対策講座》直前パック、プレ模試、全国公開模試

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 子どもが学校に入り、時間ができたので、司法書士試験に挑戦しようと夫に相談したところ、試験の難易度から決意を疑われました。「まずは行政書士試験に合格すれば、司法書士試験に挑戦してもいいよ。」との条件を付けられたため、まずは行政書士をめざし勉強しました。合格まで独学で2年かかり、勉強に疲れて、行政書士の仕事を1年程しましたが、やはり、司法書士への夢が諦めきれず、当初の予定通り試験に挑戦することにしました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

①中上級段階の学習法について

 択一に関しては、「演習コース」、「プレ模試」で、わからなかった肢を直前期まで使うつもりで、基本書のページ数を記入して、往復しながら何度か解きました。 
 記述については、「記述式答案構成力養成答練」の問題を何度も解きました。記述の問題は、忘れきったころにやらないと意味がないと感じていたのですが、この答練は問題点が1問の中に凝縮されていて、短い期間に繰り返し解いて、内容を全部覚えてしまうくらいで丁度良いと思える内容でした。良い問題にあたれて感謝しています。

②直前期の学習法や試験当日について

 択一に関しては、直前3週間は過去問のひっかかった肢をとにかく繰り返しました。確実になった肢を削っていって、最後はページをめくる時間がもったいなくて、あらかじめ目印としてつけていた折り目のあるページだけを繰り返し学習しました。
 記述に関しては、蛭町浩講師の「うかる!記述式」を「記述式答案構成力養成答練」に加え、6月半ばまで繰り返し学習しました。
 試験当日は、受験仲間が前年合格して1人で心細さを感じていましたが、会場入り口でもらった問題を読んだり、持ってきた問題集を見直したりすることで気がまぎれました。
 午後は、記述のいつも失敗しがちなところをノートにまとめていたので、お昼にそれをチェックして気分を落ち着けました。
 合格発表を見るのに、パソコンを打つ手がふるえました。番号を見つけたときはホッとしましたが、しばらく手のしびれがとれないくらい嬉しかったです。

伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ

山村拓也講師

 私はWeb受講だったのですが、山村拓也講師の講義に感激しました。ライブ受講をしている受講生の皆さんが、順番に指されていく緊張感を家でも十分感じることができました。また、あやふやになりがちな基本的な根抵当権の要件を毎回指摘してくれたのが私にはとても良かったです。また、直接問題に関係のないお話も一分の隙なく吸収したい内容でした。
宇津木卓磨講師

 また、「うかる!択一式」での宇津木卓磨講師の講義は、予想に特化した内容で、期間が短いこともあり、さっと見直すような内容かと思いきや、細かいところまで突っ込んだ解説をしていただき、あやふやだったところをきちんと理解することができました。失礼ですが、お写真からチャラ男風な講師かと思っていましたが、とても誠実に受講生の気持ちや不安に感じているところに寄り添ってくれる講師だと思いました。

司法試験からの転進について

 目標は変わりますが、結果を出すために全力を尽くすこと、真摯な努力が必要ということは変わりません。司法書士試験の受験を決意した以上は、絶対にこの試験に合格するのだと覚悟を決めることが必要です。
 司法試験からの転進は、多少の調整は必要ですが、これまで法律を学んできた経験が非常に大きなアドバンテージになります。ただし、午後科目については、司法試験受験経験者向けの講座を受講する方がより効率的に準備が進むと思います。私自身が、独学で勉強をはじめたため非常に苦労したので、これから目標を変える方々にはぜひ利用を検討していただきたいと思います。

最後に

 伊藤塾の講師の方々のように、相手の気持ちや要望を的確に理解し、自分主体にならず、常に相手の身になって対応できる司法書士になりたいと思います。
 司法書士試験は合格率は低いですが、コツコツときちんと続ければ、必ずいつか合格できる試験だと思います。また、記述の問題は色んなことを同時に考える訓練にもなるというか、私は記述の問題を解くことによって、日常生活においても物事を進める要領がよくなったように感じています。点数はともかく記述の問題を解くことは楽しいです。試験勉強中にも友達ができましたが、これから、もっとたくさんの人と出会えて、世界が広がるとわくわくしています。司法書士試験を受験するかどうしようか迷っているなら、年齢に関わらず、挑戦することをおすすめします。

択一の演習コースの問題で引っかかった肢は、回数ごとに色を変えて何度もチェックしました。基本書とリンクできるようページ数を書き込んで、基本書にもその都度往復するようにしました。

記述の答練で忘れがちな点をノートにまとめて、直前に見直しができるようにしました。