やるべきことは全部やった!今年こそは大丈夫
インターネット受講でも講師の励ましが心に響きました
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
子どもが幼稚園に入園し自分の時間を有効活用するために資格の勉強をしようと思いました。社会保険労務士の資格を取得していたので、同じ法律系でもっとたくさんの業務が行える司法書士に興味を持ちました。
3 年以内に取得し、子どもの小学校入学と同時に就職することが目標でした。
伊藤塾を活用した私の学習方法
①入門段階の学習について
他の受験指導校の入門講座を受けたものの何を勉強すればいいかわからず、なんとなくテキストを読んだり問題集を解いたりしていました。このままでは合格できるはずがないと思い、評判の良かった伊藤塾の「うかる!司法書士必出3300選」(日本経済新聞出版社)を使いはじめました。「必出3300選」は重要論点のみをしぼりこんだコンパクトな問題集で、「必出3300選」だけを何回も繰り返していました。
②中上級段階の学習方法について
3年目の本試験では基準点は超えるものの上乗せ点が3.5点足りず惨敗してしまいました。
択一式では時間が足りなくなってしまうことが多く、最後まで問題をじっくり検討できていないことが課題でした。
「択一実戦力養成答練」では必ず正解するべき問題と捨ててもいい問題の区分を教えてくださり、全問解けなくてもいいんだと少し心が軽くなりました。答練を受けている間は時間配分の練習、捨てるところは捨てる練習を心がけました。問題を解く順番や問題文を読む順番など今まであまり考えてこなかったので、宇津木卓磨講師の解説はとても参考になりました。足りない知識は答練の解説の表をまとめノートに貼る等して補いました。
記述式はできる時とできない時の差が激しく、特に不動産登記法が悩みの種でした。
申請書の内容は書けるのに枠がずれたり、しっかり確認したはずなのにミスをしたり、それほど難しい問題ではないのに何故間違えるのか自分でもわかりませんでした。
「記述式答案構成力養成答練」でははじめて見る記述式の解き方に驚きましたが、わかりやすい解説ですぐに慣れることができました。以前は答案構成用紙の使い方がよくわかっておらず、ポイントとなる点に赤線を引いたり答案構成用紙に小さくメモしたりしていましたが、しっかり書いて順序だてて考えていくことが大切だと気づきました。山村拓也講師の解説通りに問題を解くと枠ずれや初歩的なミスが格段に減り、記述式問題に対する苦手意識がなくなりました。答練の問題の内容も基本的なところが多く、何度も繰り返して練習しました。
③直前期の学習方法や試験当日について
択一式について
択一式の問題集をメインで回しつつ、「うかる!択一式」を受講しました。択一式の問題集は一問一答形式のものを毎日100~140ページ回しました。まとめノートは間違えたところや複雑なところをメインにまとめていましたが、直前期には最後の確認の意味をこめてあえて基礎的なところもまとめたり、「うかる!択一式」の教科書の表を貼ったりしていました。
直前期には焦りと不安で色々手を出したくなるものですが、伊藤塾の講師の方々がいつもおっしゃっていたように手を広げすぎないように気をつけました。
記述式について
「記述式答案構成力養成答練」の問題を回しつつ、「うかる!記述式」を受講しました。ボリュームが多く内容を整理するだけで苦労するため、他の問題が解きやすく感じるメリットがあり、本試験においての精神的な余裕につながったと思います。記述式に関しては本当に必要なものだけにしようと思い、答練の問題を各3回ずつくらいまわしました。
「全国公開模擬試験」について
直前期には伊藤塾の「全国公開模擬試験」を基準にして目標をたてました。模試を受けることにあまり時間を使いたくなかったので伊藤塾の模試だけを受けました。伊藤塾の公開模試は本試験と同じ会場で受験できるので本試験と同じ緊張感や疲労感があり、対策をたてるのに役立ちました。
試験当日について
「やるべきことは全部やった、今年こそは大丈夫」と信じて挑みました。択一式は難しいところもありましたが(宇津木講師がおっしゃってたように)「この問題は他の人もたぶん解けないから大丈夫」と信じて焦らないよう心がけました。記述式は単純な読み間違い(「婚姻」を「離婚」に読み間違えたり)をしてしまいかなり冷や冷やしましたが最後まで書ききることができました。
伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ
インターネットクラスでの受講のみで直接お会いしたことはありませんが、伊藤塾の講師陣の皆様には大変お世話になりました。技術的な面でももちろんですが、精神的な面でも支えていただいていたように思います。講義の合間のちょっとした励ましの言葉がうれしかったです。ありがとうございました。
最後に
口述試験の際に研修のお知らせをいただいて、すごくたくさんの研修があることに驚きました。司法書士としての勉強は合格したら終わりというわけではなく、これからも勉強を続けていくんだと決意を新たにしました。たくさんの人の役に立てる司法書士になりたいと思います。