「連想と検証」、答案構成、実際に答案を書く、
この3点こそが記述の王道ではないかと思ってます
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
学生時代に司法試験を志しましたが挫折しました。30台半ばをすぎもう一度法律をやってみようと思い宅建、行政書士をとりました。
そして、今度は司法書士を目指そうと思ったのがきっかけです。
伊藤塾を活用した学習方法
1年目と2年目
学生時代に伊藤塾の司法試験の基礎講座を受けていたので民法、憲法、刑法の考え方はある程度できるだろうと勘違いをし、独学で伊藤塾から出ている「うかる!司法司書必出3300選」(日本経済新聞社)のみをひたすらやりました。不動産登記、民事執行、商業登記、供託法は全くわからず、本で調べたり、ネット検索などしたりして理解に努めました。
過去問などの類いは一切やらずにひたすら3300選を繰り返し本試験に臨んだのですが、基準点に届きませんでした。ただ、なんとなく手応えを感じ、翌年も3300選のみをひたすらやりました。記述対策として伊藤塾から出ているひな形集もやりこみました。2回目の本試験は午前のみ基準点を超え、午後は足切りでした。
3年目
これではまずいと思い、伊藤塾の「択一クイックマスター総整理講座」を受講しました。この講座のおかげで、理解できなかった仮登記や組織再編等々理解して記憶できるようになりました。
記述対策はひな形集のみやってました。結果は択一は基準点超え、記述は足切りでした。
4年目
はじめて択一基準点を超えたので悔しいよりも嬉しい気持ちでした。あとは記述さえやれば受かると思い、まずは記述の解法を知ろうと思い、山村拓也講師の記述式答案構成力養成答練をとりました。
はじめは何も書けずに悔しかったですが、講師のおっしゃることを一言一句真似てひたすら同じ問題を繰り返しました。「連想と検証」、答案構成、実際に答案を書く、この3点こそが記述の王道ではないかと今でも思ってます。
山村講師はどんな問題でもいつも同じ解き方でブレがなかったのが本当に助かりました。
択一は「択一クイックマスター総整理講座」と「伊藤塾セレクション」と「択一登記法集中演習講座」をやりました。択一基準点超えのために「択一登記法集中演習講座」をとりましたが、高橋智宏講師は趣旨から丁寧に説明してくださるので理解力が向上しました。この講座のおかげで基準点+αがとれるようになりました。基準点付近の方にはおすすめです。
結果は3点足らずの総合落ちでした。
5年目
択一に関しては前年度の「択一登記法集中演習講座」、最新の択一クイックマスター&伊藤塾セレクションの繰り返しのみです。10回以上は回しました。小山講師の講義を聴き、復習し過去問を解く。小山講師の講義はパワーポイントなどを使いわかりやすく説明してくださるので苦手な仮登記や組織再編などを得意にできました。
あと、この試験はメンタルが重要ですが、小山講師の雑談のおかげでストレスをあまりためずに勉強できました。
記述は山村講師の記述式答案構成力養成答練の繰り返し、記述過去問10年分の繰り返しです。できる問題でも連想と検証は意識して答案構成し、実際に書いてました。あとは公開模試の記述も4回ぐらいは解きました。
記述はひな形を覚え、山村講師の解法を真似すれば40点ぐらいは最低行くと思います。あとは新作問題を解くのも良いし、記述過去問を解いてもいいと思います。
最後に
最後になりますがこの試験を受けるのに理解を示してくれた家族に感謝します。
また法律の世界の面白さを教えてくれた伊藤塾に感謝します。
ありがとうございました。