私が司法書士を目指すことにした理由・想い
私は今まで工場などで非正規雇用な肉体労働勤務を行ってきましたが、年を取るにつれ体力的にきつくなってくるのだろうなぁ、安定性にも欠けるように思えるし、これは大変だと思い、何かデスクワークのような仕事に就きたいなと思ったのがきっかけです、他にも、もう少し対面性の高い仕事にもついてみたいなぁとも思っていました。そこで、行政書士試験を受験しました。この時点の私としては何かデスクワークのような仕事に着ければよいと考えていたので、司法書士試験を受験しようとは思っていませんでしたが、学習を続けるうちに欲が出てきて司法書士試験を受験することにしました。
司法書士試験の学習をはじめた時点では無職でした。その後は、アルバイトやパート勤務を行いました。
受験勉強中に私なりに工夫したこと
無職のうちは、特に何も考えず九時くらいに起きて学習しましたが、パートをはじめてからは、出勤前に早起きして学習するようにしました。勤務後は何となくやる気が出ず、もう寝たいという思いに勝てなかったからです。その点朝方であれば、眠いのは眠いのですが、10分か15分位横になれば、学習を再開しやすかったと思います。
択一対策は過去問とテキストの読み込みのどちらに重点を置いたかと言えば、私はテキスト読み込みの方を多めにやりました。中級講座では読み込むところを指定してもらえるのでそこを重点的に読み込んでいくのですが、指定されたところは色付きのペンで区別したうえでなかなかなじみにくい単語や、すぐに忘れてしまうところは鉛筆でぐりぐり囲んだりしました。
他には、たまにジョギングを行いました。ジョギングをすると、試験に対する不安がいくらか和らぎ、テキストの読み込みでシパシパになった目のコリがほぐれたように思います。
それ以外は、講師の方がおっしゃる通りにコツコツやる感じだったと思います。
失敗した部分、もう少しちゃんと考えとけばよかったなぁと思う部分は、本試験についての認識です。本試験の記述式問題は、思っている以上に読みほぐしづらく時間がかかってしまいますし、択一についてもいえるとは思うのですが、慎重になりすぎるため模試以上に見直しを丁寧にやってしまい更に時間がなくなってしまうということを認識できていればよかったなと思います。登記識別情報を提供できないパターンは数年前に出ているので今年はないでしょうと勝手に思い込んでいたのも失敗だったなと思います。
他に失敗した部分としては、開始初期段階からよくわかってないな、覚えられていないなというところに付箋を貼り続けたことです。付箋を貼ることで不得意部分が把握しやすくなったのはいいのですが、できないところの量に圧倒されてげんなりしたことがあったので、ある程度慣れてから付箋を貼りつけていけば良かったかなと思いました。
伊藤塾のこの講座が良かった
中級講座は入門講座のテキストをそのまま使ってもらえるところが良かったなぁと思っています。入門講座から学習を開始した私としては、馴染みのあるテキストをよりタイトに絞っていく講座は読み込みを反復するときにこなしやすかったです。また、忘れちゃったなぁ、あれ何だっけ、というところがあっても入門講座のテキストなので確認しやすく、解説も丁寧なところも良かったなと思います。
答案構成を使用した講座では、入門講座段階では図で記述式を把握できるのでとっつきやすいですし、答案構成力養成答練では、復習や、間違えたところの確認などがしやすくなったとおもいます。今日は時間がないからとか、なんだかやる気にならない、というような日でもとりあえず答案構成だけはやっておこうかといった感じでやれるところもとてもいいと思います。
択一実践力や模試では、一年目のでき栄えより二年目の出来が良かったりすると学習の成果を実感できますし、時間の制限がつくと焦ってちょこちょこマークミスするのだということがわかったのも良かったです。
感謝している方へのメッセージ
講師、スタッフの方々、家族や知人にとても感謝しています。ありがとうございました。
伊藤塾各講師へのメッセージ
講座を受講している時の講師の方々の励ましの言葉が、講師の方がああ言っているのだから大丈夫なのだろう、と学習を継続する励みになりました。ありがとうございます。
学習中の方やこれから司法書士試験を目指す方へのメッセージ
講師の方々のおっしゃることをコツコツやることが大事だなぁと改めて感じています。
他の法律資格に向けた受験経験が活きたこと
私は司法書士試験受験の前に行政書士試験の学習をしたのですが、その学習がとても役に立ったと感じています。共通する試験科目については直接学習経験が活きますし、法律の学習をしたことのない私にとっては行政書士試験を体験することで、不安はありますがいくらか自信をもって試験勉強に臨むことができたと思います。
読み込み、書き込みに使用しました。