Aさん

◆受験回数 5回
◆主な受講講座
入門講座》入門講座本科生(高城クラス)
中上級講座》スタンダードコース、アドバンスコース、演習コース、
直前対策講座》全国公開模擬試験、プレ模試、ファイナル模試

私が司法書士を目指すことにした理由・想い

私が司法書士試験を目指したきっかけは、司法書士の業務の魅力です。
もともと他の資格の勉強をしている中で成年後見制度を知り、自分も司法書士としてこの仕事をやってみたいと思い目指しました。また将来は争う相続の起きないようにするためのセミナーや、予防法務の観点から法律知識がわからない一般の方々にわかりやすくアドバイスをしたり、会社の経営の観点から会社のサポート・アドバイスを広く行えるような、社会全体の役に立つ司法書士になるという気持ちが強かったからです。

受験勉強中に私なりに工夫したこと

人よりも理解するのに時間がかかることや、テキストを1時間以上読むと眠くなる等自分の弱点と向き合いました。その中で弱点の補正をし、実行して、また改善の繰り返しで時間の有効活用をし、テキスト読みは1時間内で終わる範囲に絞り、終わらなくてもだらだら時間を使わず、時間で区切るように時間軸で判断してスケジューリングしていました。
記述は、何をすべき登記なのかの理解に重点を置き、15分くらいで簡略的にざっと書くことをして、勉強時間の捻出に励んでいました。苦手意識があった午後科目のマイナーでは例年は出たところ勝負で臨んでいたので今年は、過去問中心に得点源になる勉強法にシフトしました。
伊藤塾の過去問徹底指導はマイナー分野において大きな成果をもたらしてくれたと私は実感しました。
また、択一知識はテキストに書き込み直前期はテキストを見て、なるべく多くの復習をできるように書き込んでいました。また、長い受験勉強中には息抜きも必要なので、宇津木卓磨講師の雑談を参考にサウナにも行くようにしていました。
サウナやお風呂の中ではなるべく、記述でなぜ間違えたかとか、ひな形(登記原因、書き方)を思い出す作業をしていました。
移動時間等でテキストを出せないときとかも、頭の中で記述の雛形を思い出す作業はよくしていました。必ずしも、机に向かっている時間だけが学習時間ではないので、時間のない方はぜひおすすめです。

伊藤塾のこの講座が良かった

入門クラスでは、週3~4日の授業で忙しかったのですが、高城真之介講師の作った講義内のポイントの抜粋プリントで復習をメインにしていました。また声のメリハリや、初学者にもわかりやすい講義が良かったです。また、年明けから始まる「択一実戦力養成答練」は細かく科目や出題範囲がわかれているため、予習・復習をしっかり区別できて、いいペースメーカーに使っていました。
北谷馨講師の中級コースをとった際は、Q&A形式でテキスト構成されていて、テキストと過去問が一冊で完結していてとても重宝していました。今思うと、自分とテキストの相性がよく、択一のレベルがとても上がったなと感じました。

感謝している方へのメッセージ

家族には本当に感謝してもしきれません。
新卒で入った会社を勝手に辞めてきたり、いきなり独立したいため士業の道を選択し、1年間専業受験生として勉強させてもらったりと。めちゃくちゃなわがままにも対応し、陰で支えてくれたことで晴れて司法書士としての道が開けました。合格発表の日には一緒に喜んでくれて、これから少しずつ恩返しができればと思います。
また、入門クラスからお世話になっている高城講師には毎年司法書士試験願書提出の際に、
講義前に叱咤激励をしていただき、直前期の一番不安な時期にやる気パワーをもらいました。
本当にありがとうございました。

学習中の方やこれから司法書士試験を目指す方へのメッセージ

私もそうでしたが、特に複数年勉強を続けていると先行きが不安になり、自分の勉強自体に疑問を抱くことも多々、また勉強に身も入らなくなる時期もあると思います。私も凄くありましたし、感じました。しかし、今年こうして体験記を書いていて思うのは、合格を手にできたことは何にも変えられない喜びや、飛躍する司法書士への最高の切符だと思います。
なので、司法書士への道は自分自身が諦めない限りは続いていると思うので大変かもしれませんが、心より応援しています。

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