私が司法書士を目指すことにした理由・想い
私は大学時代に中国語を専攻していました。その時の恩師が法廷通訳をしており、いつか法律分野の中国語人材になることを目標にしていました。その後中国系企業で就職、結婚後は転勤族の夫とともに各地転々とする生活を通して、いつでもどこでも自分で看板を背負って仕事ができる、そして専門である語学も活かすことのできる司法書士を目指すことにしました。
受験勉強中に私なりに工夫したこと
私は専業主婦だったので時間があるほうでしたが、何をするにもどこに行くにも「ながら勉強」(例えば、条文の読み上げ動画を聞きながら家事をする、など)をしていました。またstudy plusを使って勉強時間の管理をしていました。
伊藤塾のこの講座が良かった
講師の方々の講義はもちろん素晴らしいですが、レジュメの完成度も高いと感じました。
「択一実戦力養成答練」の解説レジュメは横断整理と直前期の反復暗記でかなり活用しました。
「記述式答案構成力養成答練」の解説レジュメについては、毎回冒頭に事件の背景がストーリー仕立てで書かれており、リアルなイメージを持ちやすくとても面白く読んでいました。また、解説内容が非常に詳しいので、読み込むと相当実力がつくと思いました。
感謝している方へのメッセージ
3年半の受験生活の間、家族にはかなりの負担と心配をかけ、ぶつかることも何度もありましたが、直前期には全面的に協力してくれ、合格発表時には泣いて喜んでくれました。本当に感謝しています。
そして一緒に受験生活を乗り切った受験仲間たち。戦友、ライバルとして時に熱く議論を交わし、時に励まし合い、切磋琢磨してきた彼らに出会えたことは一生忘れられない素晴らしい経験でした。
伊藤塾各講師へのメッセージ
「司法書士合格への『思考力』完成ゼミ」を担当されていた関信敏講師には、「法律の勉強の仕方」の土台となる部分を教えていただきました。関講師に出会ったおかげで、はじめて目にする論点でも自ら根拠や趣旨を探し、考えることができるようになりました。また個別カウンセリングではプロフェッショナルな鋭いご指摘の中にも、優しさあるアドバイスをいただき、いつも心の拠り所としていました。ありがとうございました。
学習中の方やこれから司法書士試験を目指す方へのメッセージ
実務で活躍されている方から「司法書士に合格すると人生が変わる。なぜなら『生きる前提』が変わるから」とのお話を伺ったことがあります。その通りだと思いますが、人生を変えるからには、「変えるだけの努力」をしなければなりません。
心の底から自分の人生をより良いものに変えたい、そう渇望してなりふり構わず努力した時、合格は目の前に来ています。頑張ってください。
記述 間違いノートを作り、よく間違える論点をまとめました。本試験当日はその表紙に、普段は机周りの壁に貼っていたポストイットを貼り付けて持って行きました。