J.Nさん(50代) 会社員
◆受験回数 6回
◆主な受講講座
《直前対策講座》うかる!記述式、全国公開模擬試験、プレ模試、ファイナル模試
私が司法書士を目指すことにした理由・想い
受験前後とも会社員です。長年企業に勤め仕事は充実していましたが、40代半ばから定年頃以降の自分を考える機会が増えました。第二の人生では広く公共に役立つ仕事に携わりたいと思い、会社関係で知った司法書士の資格を目指したいと考えました。当時は仕事三昧の日々、50代に入り他受験指導校の初級講座に申し込み学習をはじめました。当初3年はなかなか身が入りませんでしたが、4年目に「このままでは受からない」と一念発起、学習時間を捻出してようやく勝負の土俵に上がり、6年目に合格できました。
司法書士の業務は、当初、登記等を通して社会に役立つとの漠然としたイメージでしたが、伊藤塾はじめ受験指導校等を通じて具体的な仕事の内容の多彩さを知り、大いに期待しております。
受験勉強中に私なりに工夫したこと
3年目までは、講義を聴講して過去問を解く程度、勉強時間は週10-15時間でした。兼業だから時間がなく仕方がないと思っていました。
4年目に目が覚め、講義の予習復習、過去問回しや答練模試等、受験生がすべき学習をこなすようにしました。
懸案の時間ですが、平日は朝夕の通勤時間(0.5時間)、出勤前にカフェで勉強(1-1.5時間)、昼食中も勉強(1時間)を追加して1日5時間、週末は友人とのイベント等を全て断り、1日10-12時間、合計で週40-50時間確保できました。全てオフの時間かつ仕事に影響は出ませんでしたので、「時間がない、ことはなかった」との実感です。
伊藤塾のこの講座が良かった
〇全国公開模擬試験、プレ模試
近年は毎年必ず受けておりました。個人的な感覚ですが、伊藤塾の模試問題は、他受験指導校の問題と比しても、論点や文章が本試験に近いと感じます。問題研究や法律系に強いバックグラウンド等のためかもしれませんが、伊藤塾模試の強みと思います。
○うかる!記述式~合格への直前予想編~
記述が弱点のため2020年度受講しましたが、当方にとって合格の決め手のひとつとなりました。蛭町講師が長年取り組んでおられる過去問分析から抽出した珠玉の論点が、3回の答練と解説にこれでもかと凝縮しています。
それまで知らず、本試験で問われて救われた論点もありました。また「高地トレーニング」と言われるとても時間内では解けない分量ですが、繰り返し解くうちに早く正確に捌けるようになり、本試験は「あそこまでやったのだから」と自信をもって臨めました。
感謝している方へのメッセージ
家族が受験勉強の期間、家事を分担し支えてくれました。合格率の低い難関資格であることから努力が無駄になるのではないかと心配させましたが、合格の報告ができてよかったです。
また、周囲には一部友人を除き受験生との事情を伝えておらず、イベント等を断る不義理を続けてきましたので、今後できるところから「社会復帰」を果たしたいと思っております。
伊藤塾各講師へのメッセージ
蛭町浩講師の記述式の講座は、記述が不得意であった当方の救世主でした。蛭町講師の講義やガイダンスでの言葉は、40年以上の過去問を緻密に分析されたベースから来る、深い示唆に満ちております。記述式対策を運まかせにせず、体系的に学んでいくという蛭町講師の方向性にも賛同いたしております。
どうぞこれからも記述に悩む多くの受験生を救う講座をご提供いただければと切に願います。
学習中の方やこれから司法書士試験を目指す方へのメッセージ
各種研修、認定考査や司法書士事務所の業務等の情報に多く触れるようになり、司法書士になるという実感が沸いてきました。受験生期間は大きな負担でしたが、次のステップに進むため必要不可欠な関門だったと思います。
明けない夜はないのと同様、終わらない受験生期間はありません。どうかやり遂げるご自身を信じてコツコツを続けてください。
合格体験記等について、当方は受験生当初は自分に縁遠い話のようで見るのがつらかったのですが、同じ苦しみを乗り越えた先達の知恵が詰まった情報源と気づいてからはSNSも含め多方面から収集していました。
合格者の学習方法や考え方等を取り入れることができ、合格できた一因と思っております。受験生の皆さまにおかれましては、情報収集の一環としてご活用されることをおすすめいたします。
スキマ時間を有効活用するため、過去問や資料等にリングを付けて、いつも適量持ち歩いていました。